Threads(スレッズ)とは?Webサイト側で気を付けるOGP画像デザイン

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Threads(スレッズ)とは?Webサイト側で気を付けるOGP画像デザイン

ヒサナガ

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Threads(スレッズ)とは?Webサイト側で気を付けるOGP画像デザイン

こんにちは、ジーピーオンライン(@gpol_tw)のヒサナガです!

Threads(スレッズ)は使われていますか?

プライベートで早速ダウンロードして使っていますが、機能を限定した初期バージョンとしては十分及第点を超えており、今後の機能拡充に注目しています。
この記事ではThreads(スレッズ)が出てきたことで、Webサイト側で気をつけることなどを企業のWeb担当者さまへ向けて情報をまとめました。

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Threads(スレッズ)とは?

FacebookやInstagramを運営しているMeta社(旧Facebook社)が新たにサービスを開始したSNSです。Twitterのようなテキスト共有アプリとして、米国時間の7月5日に初期バージョンが発表されわずか2日で登録者数が7000万人を突破しています。

Instagramチームが開発したテキスト共有アプリとなっており、利用するにはInstagramのアカウントが必要になります。

参考:https://about.fb.com/ja/news/2023/07/threads_launch/

初期バージョンの基本機能について

搭載機能をしぼって初期バージョンをスピードリリースしていることが伺えますが、投稿するにあたっては基本機能は十分揃っており支障はありません。

9:16の縦長画像や縦長動画が見切れることなく、タイムライン上で右スライドで10枚までの画像や動画が閲覧できる仕様はタップ数が極限まで減らされており、ユーザビリティの高いThreads(スレッズ)ならではの体験です。

  • テキスト投稿(文字制限は500文字)
  • 画像・動画の投稿(10枚まで)
  • リンク投稿(リンク投稿で使われるOGPは画像とタイトルとURL)
  • 引用投稿(引用ツイートと同機能)
  • リポスト機能(リツイートと同機能)
  • Instagram各種投稿シェア(リンク投稿のように表示)
  • スレッド機能(投稿に対するコメント機能)
  • メンション機能
  • 「いいね!」機能
  • シェア機能
  • ミュート機能
  • 非表示機能
  • ブロック機能
  • アクティビティ表示機能(返信されたコメント一覧表示、メンションされた一覧表示、認証済一覧表示)
  • プライバシー設定機能(非公開、メンション許可・公開範囲設定)
  • フォロワー一覧、フォロー中一覧
  • アカウント検索機能

Threads(スレッズ)の注意点

Instagramのアカウントを使って、Threads(スレッズ)アカウントを作成するため、アカウント同士が紐づいており、どちらかのアカウントを削除すると片方のアカウントも削除されることになります。

下記のとおり、InstagramのCEOであるAdam Mosseri氏はThreads(スレッズ)アカウントを個別に削除する方法を検討中と言っているため、今後は独立してアカウント削除が可能になるかもしれません。

今後予定されている機能について

InstagramのCEOであるAdam Mosseri氏のスレッズ返信から、以下の機能について搭載予定と読み取れます。所感としてはツイッターとインスタグラムの良いとこどりといった印象で、今後の機能拡充が期待できます。

  • ハッシュタグ機能
  • 投稿後の編集機能
  • 「いいね!」投稿閲覧機能
  • フォロワーのみのフィード欄機能
  • 複数アカウント切り替え機能
  • テキスト翻訳機能

参考:https://www.threads.net/@mosseri/replies

Threads(スレッズ)に対応したOGP画像デザイン

Threads(スレッズ)が出てきたことで、Webサイト側で気を付ける点がないか調査をしました。クリティカルな問題はありませんが、1点気にかける点としてOGPの画像デザインがあげられます。

下記は筆者の個人Threads(スレッズ)アカウントのキャプチャ画像です。
リンク投稿をした場合のOGP画像、OGPタイトルの見え具合をアンドロイドアプリでキャプチャしたものです。

Threads(スレッズ)の推奨OGP画像サイズ

Threads(スレッズ)投稿前後のリンク表示

Threads(スレッズ)のスマホ・PC表示

  • 投稿前の入力画面のリンクはURLがフル表示されているが、投稿後のタイムラインでのリンクはURLが途中で省略される仕様になっている
  • リンク投稿で使われるOGPは画像とタイトルとURL
  • OGP画像はFacebookと同じ仕様で1200x630px以上の画像が推奨
  • WebブラウザでThreads(スレッズ)URLを開いた場合、OGP画像の表示される比率が変わる(上下が切れ1200×456pxでの表示領域となる)
  • スマホブラウザではアプリの表示と同様の見え方となっている

OGP画像をThreads(スレッズ)に最適化させたい場合、デザインの際に1200×456pxの表示領域を意識することで、PCブラウザ、スマホアプリ&スマホブラウザともに最適化されます。

Webサイト側で気にかける今後の準備

Webサイト担当者さま向けに今後予想される準備について以下3つにまとめました。

  • OGP画像の最適化
  • シェアボタンの設置
  • 企業アカウントへのSNSリンク設置(※開設した場合)

OGP画像の最適化

OGP画像サイズについてはFacebookと同じ仕様で1200x630pxの画像で問題ありません。
デザインについては、前出のとおり1200×456pxに重要な要素を配置するなどを考慮することで最適化につながります。

【関連記事】OGPとは?基本からSNSまでの基本設定方法を完全解説【最適な画像サイズも紹介】

シェアボタンの設置

Threads(スレッズ)のMAU(月あたりのアクティブユーザー数)が代表的なSNS並に成長した際は、SNSシェアボタンにThreads(スレッズ)へのシェアを追加する準備が必要です。Webサイトのリニューアルを検討されている場合は、見越して設置するなども合わせて検討してみましょう。

企業アカウントへのSNSリンク設置(※開設した場合)

Threads(スレッズ)の公式アカウントを開設した場合は、Webサイト側にもSNSアカウントへのリンクを設置する準備が必要です。
企業のSNSのリンクを、企業のWebサイトのフッターやSNSアカウント一覧ページなどにまとめることで、安心して公式の企業アカウントと認識してもらえます。

企業におけるThreads(スレッズ)について

リリースされたばかりのSNSのため、現在はIT感度の高いSNSのアクティブユーザーがアカウントを開設していますが、今後無視できないアクティブユーザー数に成長した場合、有効なタッチポイントとして戦略をたてる必要が出てきます。
また、サービスが軌道に乗ってきたら、Meta社のFacebook広告の配信先のひとつになることが想像されるため、企業のWebマーケティング担当者も注目しておかなければならないでしょう。

早速公式アカウントを開設し、運用に乗り出している企業もありますが、企業のSNS担当者は開設前に人的リソースをふまえたSNS戦略をたてていきましょう。

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この記事の著者
ヒサナガ

WRITERヒサナガ Webマーケーター

2000年より独学でWebサイト制作を経験したのち、2007年にジーピーオンライン入社。ディレクター、総務、広報、人事・採用などさまざまなポジションでの経験を活かし、Webサイト運用やWebマーケティングに関する情報を分かりやすく発信していきます。

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