採用サイトコンテンツ調査2024<建設業界編>調査レポートを公開しました
株式会社ジーピーオンラインは、建設業界の企業における採用サイトコンテンツ調査を実施し、その結果を発表いたしました。
2024年4月1日より、建設業界においても「働き方改革関連法」に基づく時間外労働の上限規制が適用されます。
この規制は、長時間労働が常態化している建設業界にとって大きな課題となっています。高齢化や労働人口の減少に伴う人材不足が深刻化しており、労働環境の改善が急務です。国土交通省は、「建設業働き方改革加速化プログラム」を策定するなど、具体的な対策を提示しています。企業はこれらの対策を実行し、効率化と生産性向上を図りながら新規人材を確保するための採用活動をしていかねばなりません。
このような背景のもと、当社は建設業界の採用サイトの現状を調査し、企業がどのように人材確保に向けた情報発信をおこなっているかを明らかにするために本調査を実施しました。具体的には、求職者にとって魅力的な採用サイトの指標として情報提供の質と量を評価しました。
調査結果 サマリー
1. 建設業界の企業の90.7%が採用サイトを保有している
2. 採用サイトを新卒・キャリア別で用意している企業は20.6%
3. 採用サイトのコンテンツ量の平均ページ数は37.5ページ、中央値は32.0ページ
4. Core Web Vitalsの合格率はデスクトップで67.7%、モバイルで64.7%
5. 最も多く設置されているコンテンツは「研修制度コンテンツ」で、86.8%が情報を掲載している