Company DX推進方針
デジタル変革へのビジョン
生成AIの登場により、Web制作を取り巻く前提は大きく変わりつつあります。
これまで私たちは、確かな技術力とマーケティングの知見を価値の源泉としてきました。しかし今、その多くをAIが担い始めたことで 、これまで積み上げてきたスキルの価値そのものが問い直されています。
この変化は、私たちだけでなく、お客さまの事業にも等しく及んでいます。もはや「これまで通り」では立ち行かない時代に入りました。私たちは、この変化を脅威ではなく、好機と捉えています。
ジーピーオンラインは創業以来、デジタル技術の研鑽を重ねてきました。現在は、AIを軸とするDX関連のグループ会社と連携し、AIを活用したサービス開発や、お客さまのDX推進支援にも取り組んでいます。
社内でも、AI駆動開発による開発期間の短縮、非エンジニアによる業務ツールの内製など、変革を自分たちの現場から進めています。
私たちが目指すのは、Webサイトを「つくる」会社にとどまらず、AIとデジタル技術でお客さまの事業変革を支える会社へ進化することです。AIに仕事を奪われるのではなく、AIを使いこなすことで生まれた時間を、お客さまと深く向き合う対話に充てる。そして、その対話から、新たな価値と信頼を生み出していきます。
私たちは、会社のあり方そのものを変えながら、AI時代にお客さまから選ばれ続ける存在へと進化してまいります。
代表取締役社長 豊永 豊
DX推進の具体的な戦略
掲げたビジョンの実現に向け、私たちはまず自社の組織とインフラそのものへのデジタル投資を進めています。お客さまのDXを支援する私たち自身が、変革の当事者でなければならないと考えるからです。
2つの具体的な方策によって、組織変革を推進します。
リソースマネジメントのAI活用
Web制作では、案件ごとに最適な人材を組み合わせ、品質と一人ひとりの業務負荷を両立させることが成果を左右します。
この判断はこれまで人の経験に頼ってきましたが、現在は案件と人材のデータをもとにAIが最適なアサインを導く仕組みを自社開発しています。これにより、担当者がより創造的な業務に集中できる環境を整えてまいります。
人の役割のシフト
制作業務の多くがAIに置き換わっていくことを、私たちはむしろ前向きに捉えています。
これまで人が費やしてきた作業をAIに委ね、そこで生まれた時間をお客さまとの対話に充てる。その対話から新たな価値と信頼を生み出すことこそ、これからの私たちが担うべき役割だと考えています。
DX推進体制
私たちのDX推進は、経営が責任を持って進めています。
過去には、専任チームによるトップダウン型の推進にも取り組みました。しかし、現場の自主性や戦略への理解が十分に浸透しなければ変革は広がらないという学びがありました。その経験を踏まえ、現在は会社が一方的に推進役を決めるのではなく、自らAIを活用しようとする人材に新たな役割と支援を託しています。
経営は方向性を示し、評価の仕組みを整える。現場は自律的に試し、学び、実務へ落とし込む。このかたちで、変革を全社に広げています。
人材育成・評価
全社員を対象に、AI活用とAI駆動開発のスキル習得を支援しています。
私たちが重視しているのは、AIを操作する技術だけではありません。AIを使って、どのような価値を生み出せるか。その発想力と実行力です。
私たちの仕事に、決まった正解はありません。だからこそ、AIを活用して新しい提案や業務改善を生み出せる人材を育て、その挑戦と成果を正しく評価する仕組みを整えています。
成果指標(KPI)
DX戦略の進捗は、次の指標で確認しています。
- AIを活用した新しいWeb制作ワークフローの標準化
- 制作案件へのAI活用ワークフローの適用拡大
- 全社員によるAI活用スキルの習得と実務利用
- AI駆動開発による制作工期の短縮
- SaaSツール等の内製化による外部コストの削減