Works
三洋化成工業株式会社
IRサイト
プロジェクト概要
- 課題
-
「IRサイトにおける情報アクセスの最適化と、タイムリーな発信体制の構築」が本プロジェクトの主要な課題でした。
長年にわたり豊富な情報が蓄積されていた一方、カテゴリー別の整理や導線設計を見直す時期を迎えていました。投資家が必要な情報へスムーズにアクセスできる構造と、自社で完結できる更新体制の構築を目標に、新たな中期経営計画のスタートという節目に合わせて全面的な刷新に踏み出しました。
- 成果
- 「情報設計の最適化」と「コンテンツの拡充」を主眼に置き、サイト構成の刷新や各種ツールの導入、理解を深める新コンテンツの整備をおこなうとともに、既存の日英運用基盤を再整備したことで、タイムリーな情報開示を継続しておこなえる環境へとさらに強化。今後の安定的なIRサイト運用に向けた、実効性の高いサイトへとアップデートしています。
アプローチ
対話を重ねて共有した「リニューアルの意義」
表面的なデザインの刷新にとどまらず、中期経営計画のスタートに合わせ「投資家にとって利便性の高いサイトとは何か」という本質的な意義を整理することから開始。お客さまと対話を重ねるなかで、投資家視点での改善ポイントを追求しました。「何がどう変わるのか」を明確にし、目指すべきゴールや優先順位を具体化しました。

「ほしい情報にすぐアクセスできる」という設計思想
「ほしい情報にすぐアクセスできること」をプロジェクトの基軸として、設計・デザインしました。
IRサイトの本質的な役割に立ち返り、決算資料や株価情報への導線を整理。IRサイトに求められる一般的な要件を整理し、ファーストビューへの最新資料ダウンロードボタンの配置やディレクトリ構造の再編など、最適な設計を模索しました。

視覚化による合意形成と、仕様の最適化
理想のサイト像を共有するため、議論の過程では具体的な「視覚化」にこだわりました。
早期の段階で画面構成を提示し、各ページで「何がどう変わるのか」を明確に共有。
またCMSの範囲については、更新の柔軟性と管理負荷のバランスを検討し、運用体制に合わせた現実的かつ効果的な設計へと落とし込みました。
外部ツールとCMSの併用による運用体制の構築
更新頻度と管理の効率性を考慮し、外部ツールとCMSを使い分けるシステム設計を採用しました。
リアルタイム性が求められる株価表示や財務データには、Euroland社のIRツールを導入。
タイムリーな発信が必要なIR資料エリアにはCMSを組み込み、自社で直接発信できる体制を構築しました。
また、年度別データにはアコーディオン形式を採用し、目的の情報が探しやすいUIとしています。
チーム連携による技術課題の解決と細部への対応
「3分でわかる三洋化成」ページでは、同社の強みや業績を視覚的にわかりやすく伝えるため、インフォグラフィックと動きを組み合わせた表現を採用しました。実装面では、外部ツールとサイト機能(Cookie同意管理等)の競合といった技術的な課題に対し、開発元と連携しながら解決を図っています。
ディレクター、デザイナー、エンジニアが連携し、目標としていたリニューアル時期に向けて、一つひとつの工程を丁寧に進め、プロジェクトを完遂しました。

プロジェクトメンバー
- ディレクター ADACHI
- ディレクター ITO
- アートディレクター KINUGAWA
- デザイナー KAWAHARA
- デザイナー TATSUMI
- フロントエンドエンジニア SATO
- フロントエンドエンジニア FUJIWARA
- システムエンジニア KAWATA
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