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リッチリザルトとは?種類と設定方法を解説

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こんにちは、ジーピーオンラインのケンです!

通常の検索結果よりも多くの情報が表示される「リッチリザルト」に自社の詳細な情報が表示されれば、クリック率の向上が期待できます。しかし、リッチリザルトを表示させるには構造化が必要なため、どうすればいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、企業のWeb担当者さまへ向けて、リッチリザルト構造化の設定方法を解説します。
以下のようなことでお困りの方はぜひお読みください。

  • リッチリザルトとは何か知りたい
  • リッチリザルトの種類を把握できていない
  • 構造化する方法が分からない

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リッチリザルトとは

リッチリザルトとは、ページタイトルやURLなどの他に視覚的な機能や操作機能が加えられた検索結果のことです。通常の検索結果は「タイトル」「ディスクリプション」「URL」などの情報が表示されます。一方、リッチリザルトは上記の基本的な情報に、「パンくずリスト」「商品レビュー」「よくある質問」などの情報を追加で表示することが可能です。
リッチリザルトに自社の詳細な情報を表示させるには、構造化データが必要となります。

リッチリザルトの例

リッチリザルトには下記のような種類があります。
各表示例の特徴についてみていきましょう。

  • パンくずリスト
  • イベント
  • 商品
  • ハウツー
  • Q&A
  • 求人

パンくずリスト

リッチリザルトのパンくずリストの例

パンくずリストは、WebサイトのURLの後ろに表示されます。パンくずリストがあると、ユーザーがWebサイトの構造を理解しやすくなるだけではなく、クローラーが巡回しやすくなるため、SEOの観点でも効果が期待できます。

イベント

リッチリザルトのイベントの例

講演会やセミナーなどのイベント情報が検索結果に表示されます。最大3件までイベント情報を掲載でき、個別にURLを指定することも可能です。定期的にセミナーなどを開催している企業は、ぜひ使っていきたい機能です。

商品

リッチリザルトの商品の例

商品の「価格」「在庫状況」「レビュー」などが検索結果に表示されます。「レビュー」では、評価の平均を見ることができるようになります。これらを表示させることで、ECサイトに訪問しなくても、ユーザーが商品の品質を判断できるようになります。

よくある質問

リッチリザルトのよくある質問の例

特定の質問と回答がアコーディオン形式で検索結果に表示されます。質問をクリックすると回答が展開する仕様となっており、詳細が検索結果上で確認できます。回答部分にはリンクも表示されるため、引用元としてWebサイトに誘導することも可能です。

ハウツー

 

リッチリザルトのハウツーの例

 

物事の手順をテキストと画像で表示する機能です。テキストと画像以外にも動画が表示されるケースもあります。ハウツーは、スマートフォンのみのリッチリザルトとなっており、PCでは表示されません。

Q&A

 

リッチリザルトのQ&Aの例

 

1つの質問に対して複数の回答が検索結果に表示されます。Yahoo!知恵袋などの「Q&Aサイト」でよく見かけるリッチリザルトです。

求人

リッチリザルトの求人の例

求人情報が検索結果に表示されます。「Webサイトのロゴ」「勤務形態」「職種」が同時に掲載されるのが特徴です。

リッチリザルトを構造化するメリット

リッチリザルトを構造化すると下記のようなメリットがあります。

  • クリック率の向上
  • 検索結果への表示が早くなる
  • 直帰率を抑えることができる

クリック率の向上

リッチリザルトを構造化すると、クリック率の向上が期待できます。「商品レビュー」「よくある質問」「ハウツー」など、通常の検索結果よりも目立つ表記となるため、ユーザーの注目を集めやすくなるためです。

例えば、Nestlé ではリッチリザルトを表示するページのクリック率が、表示しないページに比べ82%向上しました。
<参照サイトページの検索機能を指定する理由 |Google検索セントラル

検索順位の1ページ目を獲得しているにもかかわらず、なかなかWebサイトの流入数が増えないという方は、リッチリザルトの構造化を検討してみることをおすすめします。

検索結果への表示が早くなる

リッチリザルトを構造化すると、検索結果への表示が早くなります。構造化したコンテンツは、検索エンジンを巡回するクローラーが理解しやすいため、クローリングされやすくなります。

検索結果への表示は、一度のクローリングで終わりではありません。何度もクローラーが巡回してもらい、コンテンツの情報を正確に読み取ってもらう必要があるため、リッチリザルトの構造化はSEOの内部対策としても有効といえるでしょう。

直帰率を抑えることができる

リッチリザルトを構造化すると、直帰率を抑えることができます。直帰率とは、最初に訪問したWebページのみを閲覧して、回遊せずに離脱したユーザーの割合を指します。

リッチリザルトを活用して情報の概要を検索結果に掲載しておけば、ユーザーが訪問して「思っていた情報と違った」などのミスマッチ防止につながるでしょう。ユーザーのストレスの軽減にもつながるので、Webサイト全体としてもメリットがあります。

リッチリザルト構造化の設定方法を徹底解説

リッチリザルト構造化には下記3つの方法があります。

  • HTML上にマークアップする
  • データハイライターを使用する
  • プラグインを入れる【WordPress】

HTML上にマークアップする

1つ目の方法は、HTML上にマークアップする方法です。
マークアップには下記3つの種類があります。

  • JSON-LD(推奨)
  • microdata
  • RDFa

Googleでは「JSON-LD」が推奨されています。「JSON-LD」を活用したイベント情報をマークアップする場合は下記のようなコードを<head>または<body>タグ内に配置します。

<script type="application/ld+json">
{
"@context" : "WebサイトのURL",
"@type" : "Event",
"name" : "【イベント名】",
"startDate" : "2022-12-01T15:00+09:00",
"location" : {
"@type" : "Place",
"address" : "【イベントの開催場所】"
}
}
</script>

上記コードでは、2022年12月1日の15時から始めるイベントを例として記述をしています。また、リッチリザルトのマークアップは表示させたい種類ごとに記述方法が異なるので、実際に作業をする際には下記サイトを参考にしてください。

データハイライターを使用する

2つ目の方法は、Googleが提供する「データハイライター」を使用する方法です。HTMLを修正することなく、リッチリザルトが構造化できるので初心者にもおすすめです。

構造化したいサイトのSearch Console権限を持つGoogleアカウントにログインし、「Search Consoleヘルプ」にアクセスして「データハイライターを開く」を選択しましょう。
データ入ライターの開始ページ

データハイライターにアクセスできたら「ハイライトを開始」を選択します。
「データ入ライターの開始」ボタン

リッチリザルトを構造化したいWebサイトのURLを記入します。
データ入ライターのURL入力欄

「イベント」「商品」など、構造化したいリッチリザルトの項目を選択してください。
データ入ライターの情報タイプの選択画面

タグ付けの方法を選択します。他のWebページも同じ内容でリッチリザルトを構造化する予定であれば「他のページも同様にタグ付けする」を選択しましょう。単体の設定であれば「このページだけをタグ付けする」を選択します。
データ入ライターのタグ付け条件の画面

右側に「マイデータアイテム」が表示されます。イベントであれば「開催場所」や「料金」などについての必須項目をWebページから指定していきます。
データ入ライターのマイデータアイテムの画面

項目を保存すると、データハイライターに構造化されたデータが反映されます。クローリングでこのデータが読み込まれれば、リッチリザルトの構造化は完了です。
データ入ライターの格納されたハイライター

プラグインを入れる【WordPress】

3つ目の方法は、WordPressのプラグインを使用する方法です。
おすすめのプラグインは下記2つです。

                                                             
プラグイン 機能概要
Yoast SEO ハウツーとよくある質問の構造化データがブロックで設定可能
Schema – All In One Schema Rich Snippets イベントや商品など9種類の構造化に対応

どちらのプラグインもテキストなどの要素単位で入力すれば設定が完了するので、初心者でも安心です。ただし、SEO対策用のプラグインを既に導入している場合、機能的にバッティングする可能性もあるので注意してください。

リッチリザルトの構造化の確認方法

リッチリザルトの構造化を完了したら、確認もおこないましょう。Googleが提供する「リッチリザルトテスト」を活用すれば、構造化に問題がないか簡単に確認ができます。

リッチリザルトテストにアクセスをして「URL」を入力しましょう。
リッチリザルトテストの画面

検出された構造化データを確認します。こちらに「イベント」「パンくずリスト」などの項目が表示されています。
リッチリザルトテストのテスト結果画面

項目をクリックすると、前回のクロールの日時と各構造化データの詳細が確認できます。
リザルトテストのテスト結果の詳細画面

こちらに問題なく反映されていれば、確認は完了です。

リッチリザルトの注意点

最後に、リッチリザルトの注意点を紹介します。下記内容を確認したうえで、設定するようにしてください。

検索結果に必ず表示されるわけではない

リッチリザルトを構造化しても必ず検索結果に表示されるわけではありません。表示するかの判断は、Googleがおこないます。

リッチリザルトとして表示をするには、条件を満たした品質のよいコンテンツである必要があるので、構造化データに関するガイドラインを一度は目を通しておきましょう。
<参照サイト構造化データに関する一般的なガイドライン|Google検索セントラル>

コードは正しく記述する

リッチリザルトを構造化するときは、コードを正しく記述しましょう。一か所でも記述を間違えると、リッチリザルトとして表示されません。HTMLのマークアップの場合、記述ミスが発生しやすいので、知識がない方は「データハイライター」の活用をおすすめします。

また、構造化をした後は、本記事でも紹介した「リッチリザルトテスト」ツールでの確認も徹底しましょう。

リッチリザルトを構造化してクリック率を向上させよう

リッチリザルトとは、さまざまな視覚的要素を追加した機能です。「パンくずリスト」「イベント」「商品」などに表示例があります。

構造化には「HTMLのマークアップ」「データハイライター」「プラグイン」の3つの方法があります。自社にあった方法でリッチリザルトを構造化してクリック率を向上させましょう。

ジーピーオンラインでは、構造化マークアップを含むSEO施策にも対応しております。Webマーケティングに注力されたい企業さまや、SEOを強化されたい企業さまはぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事の著者

WRITERケンライター

大手採用メディア運営企業にてWebコンテンツ制作に約10年携わった経験をもつコンテンツディレクター兼ライター。これまでの経験を活かし、有益なWebマーケティングに関する情報を発信していきます。

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