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アクセス解析でIPアドレスを調べるメリット・デメリット

WRITERおおしろ広報

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こんにちは!ジーピーオンラインのおおしろです。
自身が担当するサイトのアクセスを解析する際、何をどう見ればいいのか迷う人もいるでしょう。解析方法はさまざまあるうえに何を見るかによって分かることは変わるので、解析するデータが何を示しているかを理解する必要があります。
今回はさまざまなデータの中から、IPアドレスを使ったアクセス解析について解説いたします。

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もくじ

  1. IPアドレスとは
  2. URLとの違い
  3. IPアドレス解析のメリット
    • 固定IPアドレスを持った企業を特定できる
    • 企業特定後に企業情報からアプローチできる
  4. IPアドレス解析のデメリット
    • 個人の特定ができない
    • ツール導入コストがかかる
  5. IPアドレス解析の注意点
  6. まとめ

IPアドレスとは

IPアドレスとは

IPアドレスとは、パソコンやスマートフォンなどネットワーク上の機器を識別するために割り当てられているものです。少し難しいと感じた人は、インターネット上での住所のような役割を担っているものとイメージしてもらえるとわかりやすいでしょう。

インターネットでのページ閲覧や、メールの送受信を行う際、データの送信元や送信先を識別する必要があります。この識別に使われる番号こそがIPアドレスです。ネットワーク上でのデータ送受信で、IPアドレスは通信相手を特定するために使われています。
IPアドレスには「グローバルアドレス」と「プライベートアドレス」があります。世界で重複しないアドレスがグローバルアドレスで、インターネットに接続したい場合にはグローバルIPアドレスが必要です。

一方、プライベートIPアドレスとは、会社や家庭などに割り当てられ、別名「ローカルアドレス」とも呼ばれています。
もうひとつ押さえておきたいポイントが、IPv4方式とIPv6方式です。
IPv4は32ビットで表現されていて、「192.168.1.255」のような0~255の間の4つの数字で構成されます。これによりIPv4では約43億のIPアドレスが用意できるのです。
IPv6はIPv4が抱えるIPアドレス枯渇問題を緩和する方式のことをいいます。128ビットで表現されるため、IPv4より多くの識別が可能で、接続できるコンピューター数は約340澗(かん)まで拡大されているのです。

URLとの違い

IPアドレスとURLの違いは、IPアドレスが先ほど説明した通り「サーバの住所」ですが、URLは「サーバの中のページまでを含んだ住所」です。IPアドレスの場合、入力することでサイトのトップページが表示できることに対して、URLはトップページだけでなく、それ以外の下層ページを表示することができます。

また、IPアドレスはコンピューターが処理しやすいよう、二進法というプログラミング言語で表されています。対してURLは文字列なので、人が理解しやすい形式です。データ自体は、IPアドレスが数字を素早く処理できるコンピューター向けで、URLは表記から内容を読み取りやすい人間向けである違いもあります。

ちなみにURLはUniform Resource Locator(ユニフォーム・リソース・ロケータ)の略で、日本語名だと「統一資源位置指定子」と表します。URLとはホームページアドレスと呼ばれることもあり、ネット上の住所のことです。先ほどIPアドレスでも説明した通り、どちらもネット上の住所である点が似ているところです。実際にIPアドレスとURLのどちらを入力しても、特定のサイトは表示することができます。

IPアドレス解析のメリット

IPアドレス解析のメリット

IPアドレス解析を行うことにより、以下のメリットが生まれます。

  • 固定IPアドレスを持った企業を特定できる
  • 企業特定後に企業情報からアプローチできる

企業は固定IPを持つ傾向があることから、企業の社内ネットワークを使用したアクセスを特定することができます。自社サイトを頻繁に訪問する企業は自社に興味があるといえることから、そこから訪問する企業の傾向を調査することが可能です。

また、IPアドレス自体で企業情報が分かる訳ではないですが、公式ホームページなどの公開情報は見ることができます。IPアドレスで会社名が分かれば、公式ホームページから電話番号などの情報を得ることが可能で、そこから営業活動に繋げることができるでしょう。

上記で説明したように、IPアドレスを保有している企業などは特定できますが、個人の特定はできないケースが多いです。IPアドレスから個人情報が漏れてしまう噂を聞いたことがある人もいるでしょう。しかし、IPアドレス自体からは個人情報を特定する情報を得ることは、基本的にできません。

ちなみに、どのプロバイダのIPアドレスなのかという情報は推定が可能です。プロバイダから個人情報が開示された場合には、個人情報が特定できる可能性もあります。しかし、開示してもらうためには、何か事件が発生するなど、個人の特定が急務となった場合に限られるでしょう。

固定IPアドレスを持った企業を特定できる

マーケティングをおこなう際、どの企業のことを調べようかと悩んだ経験はありませんか? ネットや文献でのマーケティングも悪くはありませんが、これらの調査は時間効率が良くない、古い情報の可能性があるなどのデメリットがあります。

この問題を解決する可能性があるのが、固定IPアドレスによるアクセス解析です。解析にひっかかった企業を洗い出すことで、調査のスタート地点を見つけやすくすることができます。アクセス情報は期間ごとの収集ができるため、効率よく最新の情報を収集することが可能です。

個人のIPアドレスはWeb接続の度に切り替わることから、固定IPアドレスを持った企業の特定に限って有効な手段といえます。
企業が固定IPアドレスを持っている理由は、IPが固定された自社サーバーでサイトの公開を行ったほうが、IPアドレスが変動する場合より、アクセスしやすいサイトが保持できるからといえます。とくに、企業を取引相手に仕事を行うBtoBビジネスでは、固定IPアドレスを解析することで顧客の情報を知ることができるので、メリットがあるといえます。さらに競合他社が収集しづらいデータが収集できる点でもメリットを感じやすいでしょう。

企業特定後に企業情報からアプローチできる

IPアドレスから頻繁に自社サイトへアクセスしている企業が特定できた場合、その企業情報を調べてアプローチができます。営業された側からすると、なぜいきなり連絡がきたのかと怪しまれるかもしれませんが、IPアドレスのアクセス解析は公開されている情報をもとにしているため、違法ではありません。

営業活動をやみくもにおこなうよりも、IPアドレスの解析で判明した、自社に興味を持ってもらっている企業にピンポイントで営業をすることで、営業活動の効率化が期待できます。
アクセスの解析では、一見自社と全く関係ないジャンルの企業のなかから、自社に興味のある企業を発見することが可能です。発見しづらい企業を見つけることができるのも、IPアドレス解析のメリットといえます。

また、IPアドレス以外の収集データと組み合わせることで、さらにアプローチする材料を増やすことができるでしょう。たとえば、どのページにアクセスが集中しているかについてもデータを収集することが可能です。そのため、あるジャンルの商品ページへのアクセスが多い場合、その商品の営業を優先的に行うことで、売り上げを上げることにつながること可能性があります。情報の収集は自動で行われるため、効率よくデータを集めることができます。このようなメリットがあることから、IPアドレス解析はさまざまな営業活動に役立てることが可能といえます。

IPアドレス解析のデメリット

IPアドレスの解析をおこなうことで、さまざまなデータを収集することができるなどのメリットが理解できたと思われます。しかし、反対に解析することによるデメリットも存在するのです。

  • 個人の特定ができない
  • ツール導入コストがかかる

IPアドレスの解析は便利な一方で、使い方を誤ると意味のない解析結果となってしまうこともあります。そのため、IPアドレスの解析でできることとできないことを理解することは大切です。
固定IPアドレスを使用している企業は多い傾向にあります。しかし、個人のIPアドレスは変動するため、固定IPアドレスを持っていない企業に関しては、特別な事情がない限りは特定ができません。

また、IPアドレスは数字なのになぜ企業の情報が分かるのか、という疑問を持つ人もいるでしょう。IPアドレスの解析には、ツールを導入しての解析が必要になります。このツール導入にはコストがかかってしまうため、一時的なデメリットとなる可能性もあるでしょう。

個人の特定ができない

メリットでBtoBビジネスにIPアドレス解析が適している話をしましたが、反対に個人が利用するIPアドレスは接続の度に切り替わるため、BtoCビジネスのアクセス解析には不向きです。

たとえば、アクセスを解析し個人のIPアドレスが検出され、そこから使用しているプロバイダが分かったとします。そのプロバイダを使用している人が自社に興味があるという答えを導き出したとして、プロバイダ自体にアプローチをかけるかというと、そうではありません。なぜかというと、たまたまそのプロバイダを使用している人が自社サイトにアクセスしただけの可能性があるからです。

上記は一例ですが、このように、解析した結果あまり効果がない結末になってしまうこともあります。不向きであるとはいえ、BtoCのビジネスモデルとアクセス解析自体の相性が悪いわけではありません。解析する対象のデータによって分かることは違うので、IPアドレス以外のデータからアクセスの解析をおこなうのがよいでしょう。

ツール導入コストがかかる

IPアドレス自体は数字の羅列なので、それ自体から企業名やプロバイダ情報を読み取ることはできません。解析にはツール導入が効率的であるといえますが、どのようなツールがあるか、その中から自社に合うツールはどれかなどといった点の検討が必要です。

IPアドレスだけ解析したいから、その部分だけの導入にしようと考える人もいるかもしれません。しかし、IPアドレス解析機能はアクセス解析ツールのセット内容となっているため、アクセス解析ツール導入のコストもかかります。

さらに、導入時のコストだけではなく、ツールには運用コストもかかります。運用コストについては運用ルールの作成や手順書などを作成してしまえば、その後はルールに沿って対応すればよいことから、一時的なコストと見ることもできます。最初にかかるコストが大きいものの、軌道に乗ればマーケティング作業の助けになり、メリットが生かされてくるでしょう。そのため、導入する企業が増える傾向にあるともいえます。このように導入による一時的なコストと、それ以外の運用コストがかかることを理解する必要があります。

IPアドレス解析の注意点

IPアドレス解析の注意点

解析に慣れていない人が、解析作業を行っていてはまる罠があります。これにはまると作業の手戻りが発生する可能性もあるので、注意が必要です。IPアドレス解析をおこなう際の注意点については、以下が挙げられます。

  • アクセス数と実際の訪問者数が一致しない
  • 自社IPアドレスの除外設定をおこなう

アクセス数と実際の訪問者数が一致しない理由としては、PCとスマートフォンなど、別デバイスで閲覧した人を2人とカウントしてしまう仕様が影響しています。また、別ブラウザで閲覧した場合にも2人とカウントしてしまうのです。訪問者数は目安とすることが大切です。

また、アクセス解析した結果、1番多いIPアドレスから順に確認してみると、自社のIPアドレスだらけであることもあります。これではノイズが多く、解析作業に時間がかかってしまうでしょう。ツールには、自社IPアドレスを除外する設定があるので、先に除外するのがおすすめです。ツールによって設定方法は異なるので、導入前に設定画面を確認するのもよいでしょう。

まとめ

アクセス解析において、IPアドレス解析が適しているものについて、理解いただけたでしょうか。IPアドレス解析はとくにBtoBのビジネスで役立つため、積極的に取り入れることをおすすめします。

近年のIT技術向上により、さまざまなデータが収集できる時代になりました。収集したデータをどう活かすかは使う人の知識次第ですので、この記事がそれを正しく活かせるきっかけになれば幸いです。

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