採用サイトに福利厚生コンテンツは必要?目的と効果的なアピール方法

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採用サイトに福利厚生コンテンツは必要?目的と効果的なアピール方法

こんにちは、ジーピーオンライン 広報のけんけんです!

採用を担当されている方の中には、自社の採用サイトの新設や、更新を検討している方もおられるのではないでしょうか?

私自身、人事や広報として、採用サイトに掲載すべきコンテンツの選定や、コンテンツ内容の企画をおこなってきました。その際、トレンドをおさえた採用コンテンツ作りというもので非常に苦労した経験があります。採用サイトのコンテンツ選びは、求職者の心理や考えがよくわかっていないと、思ったような効果を出すことができません。

今回は、私自身の転職活動時の経験と、人事で培ってきた経験の両面から、採用コンテンツに載せるコンテンツとして福利厚生をオススメする理由と、効果を上げるためのコツをお伝えできればと思います。

この記事では採用サイト制作時に福利厚生コンテンツを掲載し、効果的な母集団形成をするための秘訣をまとめました。

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求職者から見る福利厚生って?

まずは、福利厚生のおさらいです。
福利厚生には2種類あり、法定福利厚生と法定外福利厚生があります。

法定福利厚生とは、法律で定められている福利厚生のことで、会社による社会保険料の負担などが該当します。法定外福利厚生とは、会社が独自で定める福利厚生のことで、会社によって内容など、さまざまなものがあります。今回は、法定外福利厚生に焦点を当ててお話ししていきます。

求職者が福利厚生をチェックする理由は大きく分けると3つあります。

  1つ目は、その会社で働く際に、生活の安定を支えてくれる「保険」として
  2つ目は、その会社での頑張りが評価や賃金に反映される「表彰」の確認
  3つ目は、休暇や手当が充実し長く働けるかどうかを見極める「安心」材料として

この点をおさえることで求職者に対し効果的なアピールが可能となります。

採用サイトに福利厚生コンテンツが必要な理由

福利厚生コンテンツの内容は、求職者が会社を選ぶ際に非常に気にかける部分です。
もちろん、福利厚生の内容や手厚さだけで会社を選ぶわけではありませんが、応募から内定承諾に至るまでの結果を左右する重要な要素のひとつなのです。

現在は、求職者の売り手市場と言われており、企業よりも求職者側が働きたい会社を選ぶ時代です。福利厚生コンテンツを掲載することで、競合他社よりも働きやすい環境であることをアピールしなくては、求職者に応募してもらうこともかないません。母集団形成のために、福利厚生コンテンツは必要不可欠なものになっているのです。

事実、福利厚生についてのアンケートでは転職時に「福利厚生を重視する」人は74%にものぼり、若い年代層ほど、福利厚生を重視する割合が高くなっています。
<参照サイト:第33回アンケート集計結果「「福利厚生」について」|ミドルの転職

効果的な福利厚生コンテンツ事例

では、効果的な福利厚生コンテンツの事例を紹介します。

  • 福利厚生の事例1|株式会社サイバーエージェント
  • 福利厚生の事例2|株式会社カヤック
  • 福利厚生の事例3|トゥモローゲート株式会社
  • 福利厚生の事例4|東日本電信電話株式会社
  • 福利厚生の事例5|株式会社静岡銀行
  • 福利厚生の事例6|株式会社デンソー
  • 福利厚生の事例7|株式会社ジーピーオンライン

福利厚生の事例1|株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントの福利厚生ページ

「挑戦と安心はセット」という自社の考えをトップに置き、長く働ける安心感のある職場環境であることをアピールした構成の福利厚生コンテンツです。制度が整っていることをただ伝えるだけでなく、コンセプトに基づいた福利厚生を設けていることも伝わります。

福利厚生の事例2|株式会社カヤック

株式会社カヤックの福利厚生ページ

面白さを前面に打ち出すため、シンプルな構成ながら目を引く名前の制度が並ぶ福利厚生コンテンツです。内容も本社を構える鎌倉にまわるものなどが設けられており、地域特性を活かした制度となっています。

一つひとつの制度に目が止まり読み進めていくうちに、この会社のことが気になり応募してしまう、そんな仕上がりになっています。

福利厚生の事例3|トゥモローゲート株式会社

トゥモローゲート株式会社の採用情報ページ

面白い制度がずらりと並んだ福利厚生コンテンツです。SNS手当やシエスタ制度など、珍しい福利厚生からフリードリンクバー、5つ星ホテル手当等、羨ましくなる福利厚生までさまざまなな制度で求職者にアピールしています。

近年、本人の意思に伴わない転勤がない企業は少なくないと思いますが、あえてそれを「勤務地フリー制度」として項目のひとつに含めています。今あるものでもアピールできるヒントが見つかるかもしれません。

福利厚生の事例4|東日本電信電話株式会社

東日本電信電話株式会社の福利厚生ページ

「多様な働き方を実現するための制度」「出産・育児のための制度」という切り口から各種制度を紹介しています。とくに「出産・育児のための制度」では、産休・育休だけでなく、育児休職や育児による退職者の再雇用まで一連の流れとして提示されており、長い目線でライフステージの変化に対するサポートがあることが分かります。

また、コンテンツ内で制度を利用した社員のインタビューや外部機関からの認定も掲載することで、制度が実際に使われているものだということがアピールできています。

福利厚生の事例5|株式会社静岡銀行

静岡銀行の福利厚生ページ

「地域とともに夢と豊かさを広げます。」という基本理念を軸に、それを実現するためワークスタイル・イノベーションの展開として福利厚生をとらえた構成となっています。福利厚生ごとに実施内容と実現したいことがセットで説明されており、制度を目的から深く理解できるコンテンツです。

福利厚生の事例6|株式会社デンソー

株式会社デンソーの新卒採用ページ

株式会社デンソーの採用サイトでは、制度をダイバーシティ・インクルージョンの文脈に置いて制度や取り組みを紹介しています。自分らしく働くために取り除くべき不安とその対策が併せて記載されており、同じ不安をもつ求職者は安心して応募を検討できるのではないでしょうか。

福利厚生の事例7|株式会社ジーピーオンライン

株式会社ジーピーオンラインの福利厚生ページ

40項目以上ある福利厚生から「学習支援」「手当」などのタグで絞り込んで閲覧できます。求職者が求める福利厚生を素早く見つけられるようにした求職者目線の福利厚生コンテンツです。

福利厚生を魅力的に伝える3つのコツ

それでは、福利厚生を魅力的に伝えるためのコツを紹介します。

  • 福利厚生を洗い出し、整理・分類する
  • 定量的に表現する
  • 求職者目線の言葉に置き換える

福利厚生を洗い出し、整理・分類する

自社にどんな福利厚生があるのかを網羅している人は、意外にも多くありません。そのため、社内規定を見直し、まずは洗い出しと整理することから始めます

福利厚生は、下記のように分類することができます。

1法定福利
  ・社会保険系
2法定外福利
  ・通勤関連、住宅関連
  ・健康関連、医療関連
  ・休暇、休業関(看護や介護休業を含む)
  ・スキルアップ、資格取得関連
  ・社食、食事手当関連
  ・財形貯蓄、持株制度
  ・家族手当
  ・慶長、災害見舞金
  ・社員旅行
などなど

事例でもご紹介したとおり、制度化していなくても福利厚生として掲載できることがあるかもしれません。求人票に備考として載せている情報の中から制度や取り組みとして紹介できることがないかも確認しておきましょう。

定量的に表現する

福利厚生の洗い出しと整理が終わったら、次は実際にその福利厚生がどれくらい利用されているのか、利用率や利用実績を数値として算出します

育児休業制度での男性社員の育休取得は話題になっていますが、自社ではどれくらいの社員が該当する制度を利用しているのか?数値で把握し公表することで、求職者に対してよりリアルにアピールすることが可能になります。

「制度はたくさんあるし充実している、けれど実際にはその制度は使えないかもしれない。」定量的に表現することで、求職者はこのような不安を抱かずにすむのです。

表記例
育児休暇制度(2022年度:取得率100%。 5名の職員が利用し内1名は男性社員)

また、休暇日数や費用補助などの制度の場合は、具体的な日数や金額、比率なども掲載できるとより求職者は具体的に理解することができるでしょう。

求職者目線の言葉に置き換える

いくら充実した制度があろうと、面白い、珍しい制度があろうと、伝え方を間違えてしまっては求職者に効果的なアピールをすることはできません。その制度の裏に隠れた企業や経営者の想い、考え、狙いをしっかりと求職者に伝えることが大切です。
そのためにも、求職者目線での表現、言葉に置き換える必要があります。

例えば、

 「書籍購入費用の負担」

とだけ表記するのではなく、

 「スキルアップ支援制度」
社員が自発的に成長することを最大限に応援、支援します!そのため、書籍の購入費用は会社が全額負担。その他、外部研修への参加費用も会社が負担します。どんどん利用し、ガンガン成長してください!

のように、企業の想いや求職者が利用する際のことをイメージしやすい形でアピールすることを意識してみましょう!

アピールできる福利厚生がない時の対処法

福利厚生コンテンツの重要性が理解できても、特徴的であったり、目新しい、自慢できるといった福利厚生が自社にない企業も多いのではないでしょうか?

アピールできる福利厚生がないときには、新しく福利厚生を新設してしまう手もあります。従業員一丸となって新しい福利厚生を作ることで、従業員の満足度や雇用定着率の改善だけでなく、求職者へのアピールにも繋がります。

では、新しい福利厚生の参考となるような、魅力的な福利厚生をいくつか紹介します。

ユニークな福利厚生例 

・ゴーホーム制度(ChatWork株式会社)
1年に1度、自分だけの記念日に休日を取得できる制度です。
URL:https://recruit.chatwork.com/workstyle/

・アニバーサリー休暇(クルーズ株式会社)
実家へ帰省する費用を1回につき14,000円支給してくれる制度です。
URL:https://crooz.co.jp/recruit_group/system/

・健康サポート制度(株式会社Cygames)
インフルエンザワクチンの接種を社内で受けることができたり、会社内のリラクゼーションルームで、無料で整体師の施術を受けられる制度です。
URL:https://recruit.cygames.co.jp/benefits/

・カイゼン制度(株式会社アイアンドシー・クルーズ)
経営陣に対して、課題及び解決策の提案をおこなうことができます。
URL:https://www.iacc.co.jp/recruit/environment/#section03

・クラブ活動(アクセンチュア株式会社)
社内のコミュニケーションも大切な福利厚生の一つと考え、クラブ活動を積極的にバックアップしています。
URL:https://www.accenture.com/jp-ja/careers/local/benefits

福利厚生は従業員だけでなく、求職者も惹き付けるポイント

採用サイトに載せるべきコンテンツという観点から、福利厚生について解説させていただきました。

大きなポイントは以下の3点です。

  • 福利厚生は会社を選ぶ基準の一つであること
  • 福利厚生は長く働ける環境か否かの判断基準の一つであること
  • 福利厚生コンテンツを載せないと母集団形成が難しい

「採用サイトを新設したい」「採用サイトのリニューアルを考えている」という方は、ぜひこちらの記事も確認してみてください。

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また、当社においても、オウンドメディアを活用した採用活動にシフトしました。採用力の強化を目的として「驚きでも感動でもなく“ありがとう”を。」をスローガンにリクルートサイトのリニューアルをおこなった結果、書類通過率約3.9倍を実現し、当社の求める人物像とマッチした応募者の割合が上がっています。

人材獲得競争が激化している現代、変化する求職者ニーズを正確に捉え、オウンドメディアでの最適な情報発信と求職者の共感醸成から求職者の母集団形成とマッチング精度の向上を支援します。

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この記事の著者
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公務員、社会福祉法人での人事採用経験を活かし、ジーピーオンラインに入社。経験を活かし人事関連を主軸に情報を発信していきます。

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