YMYLとは?SEOに効果をもたらす対策方法10選も紹介

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YMYLとは?SEOに効果をもたらす対策方法10選も紹介

こんにちは、ジーピーオンラインのケンです!

Googleでは、「金融」「法律」「医療」など、ユーザーの生活に大きな影響を与えうるWebページは「YMYL」という通常コンテンツよりも厳しいガイドラインを設けています。そのため、対象となるWebサイトを運営する場合、YMYLについて理解した上でコンテンツを作成していく必要があります。

そんなYMYLについて考える上で、
「YMYLの対象となるジャンルが知りたい」
「YMYLの評価基準を理解したい」
「YMYLコンテンツのSEO対策が知りたい」
上記のような課題が生じるかと思います。

本記事では、企業のWebコンテンツ運用担当者さまへ向けて「YMYLの定義」「評価基準の仕組み」「有効なSEO対策」について解説します。

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YMYLとは

YMYL(Your Money Your Life)とは、Googleが定義する「検索品質評価ガイドライン」の項目の1つです。「金融」「健康」など、ユーザーの生活に大きく関わるジャンルがこの項目に該当します。

YMYLに含まれるジャンルのコンテンツは、情報の内容によってユーザーの健康を著しく低下させたり、生活の質を下げてしまう可能性があります。そのため、正しい情報をユーザーに届けられるようにする目的があります。
<参照資料:General Guidelines

ガイドラインに追加された理由

YMYLがガイドラインに追加された理由は、信頼性の低い情報がネット上に拡散していたことにより、さまざまな問題が発生したためです。2016年にWELQという常に上位表示を獲得する医療情報Webサイトが、医療従事者でないライターを大量に採用して、記事を量産し、信憑性に欠ける情報を多く発信して批判を浴びた問題が発生しました。同様のケースが何件も発生したため、Googleは「YMYL」を「検索品質評価ガイドライン」の項目に追加し、信憑性のある情報のみを上位表示させるための対策に踏み切った背景があります。

YMYLの対象ジャンルは7つ

YMYLに該当するジャンルは下記7つです。

  • 金融
  • 法律
  • 医療
  • 時事
  • 人権問題
  • ショッピング
  • その他

金融

YMYLに該当するジャンル1つ目は、金融です。「投資」「税金」「住宅購入」「保険」などに関する情報を提供するWebページが該当します。

法律

YMYLに該当するジャンル2つ目は、法律です。「離婚」「養子縁組」「社会福祉」など、法律上のアドバイスや情報を提供するWebページが該当します。

医療

YMYLに該当するジャンル3つ目は、医療です。「健康」「薬」「特定の病気」「栄養」などに関するアドバイスや情報を提供するWebページが該当します。また「フィットネス」などのコンテンツもYMYLに該当します。

時事

YMYLに該当するジャンル4つ目は、時事です。市民に情報を提供するために重要なニュース記事または公的・公式情報を提供するWebページが該当します。

人権問題

YMYLに該当するジャンル5つ目は、人権問題です。「人種」「宗教」「障害」など、人権に関わる情報を提供するWebページが該当します。

ショッピング

YMYLに該当するジャンル6つ目は、ショッピングです。ユーザーがオンラインで「購入」「送金」「請求書の支払い」などをおこなえるWebページが該当します。

その他

YMYLに該当するジャンル7つ目は、その他です。上記で紹介したジャンル以外に大きな決断や人々の生活の重要な側面に関するトピックスが該当します。例えば「住宅情報」「就職」「大学選び」などが当てはまります。

<参照資料:General Guidelines

YMYLに関連するGoogleアップデート

Googleでは、検索エンジンの評価となるアルゴリズムを定期的に変更しています。この変更は「Google Update」と呼ばれ、年に数回見直しがあります。YMYLに関連するGoogleアップデートは2017年12月に実施され「健康アップデート」と呼ばれています。「ペンギンアップデート」「パンダアップデート」のような世界中の検索エンジンが対象ではなく、日本国内のみを対象とした異例のアップデートとなりました。
<参照資料:医療や健康に関連する検索結果の改善について | Google 検索セントラル ブログ

GoogleがYMYLコンテンツをランク付けする仕組み

GoogleがYMYLコンテンツをランク付けする仕組み

YMYLコンテンツでは「専門知識またはそれに応じて提示するページの信頼性」がランク付けの要素になるといわれています。Googleは、YMYLコンテンツの「信頼性と安全性の最も厳しい基準」を順守することを望んでおり、YMYLコンテンツをより綿密に調べて品質と正確性を確認しています。例えば、医療に関する情報発信では「医療機関」や「医療従事者」が提供する情報が優先的に上位表示されやすくなるということです。

しかし、上位表示獲得には「信頼性」だけではなく、ユーザーファーストも重要といわれています。信頼性がある専門家が情報発信をしていても「専門用語が多いユーザーにとって分かりにくいコンテンツ」では上位表示獲得は難しいということです。YMYLコンテンツを作成するときは「信頼性」だけではなく、ユーザーにとって分かりやすい内容であるかもポイントになります。

YMYLコンテンツをランク付けするとき考慮されるE-A-Tとは

YMYLコンテンツをランク付けするとき、Googleは特定のページの「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」が重要視されます。この評価基準は、それぞれの頭文字をとって「E-A-T」といわれています。そのため、YMYLの対象ジャンルでは「E-A-T」を意識してコンテンツを作成する必要があります。
「E-A-T」の詳細は下記の通りです。

Expertise(専門性)

メインコンテンツは、対象分野の専門家によって作成されたか、また、専門知識を「証明」するための資格情報の掲載があるかが重要視されます。

Authoritativeness(権威性)

コンテンツは、その分野の権威またはリーダーとして他の人に認められている著者、ブランド、またはWebサイトかどうかが重要視されます。これは、Webサイトのドメインによって判断されます。

Trustworthiness(信頼性)

ユーザーは、正確で事実に基づいた正しい情報を共有するために、作成者、ブランド、またはWebサイトを信頼しているかが重要視されます。また、情報が信頼できる情報源なのかも評価基準です。

【関連記事】SEOで重要なE-A-Tとは?Googleの評価基準を分かりやすく解説

YMYLコンテンツのSEO対策10選

YMYLコンテンツのSEO対策10選を紹介します。

  • 品質のコンテンツを作成する
  • ページごとにテーマを絞る
  • 他のサイトへの外部リンクを含める
  • 被リンクの獲得
  • タイトルをわかりやすくする
  • 著者情報の充実
  • コンテンツを最新の状態に保つ
  • YMYL以外ジャンルと混ぜない
  • Googleマイビジネスへの登録
  • 感想ではなく公的機関の情報を参考に

高品質のコンテンツを作成する

SEO対策1つ目は、高品質のコンテンツを作成する点です。高品質なコンテンツとは「ユーザーが求めているコンテンツ」です。例えば、多くのユーザーから共有され、質の高い情報源を発信しているサイトは、高品質なコンテンツといえるでしょう。

また、高品質のコンテンツを作成するには、ユーザーの検索意図も理解する必要があります。ユーザーがコンテンツを閲覧した後に、抱えていた悩みを解決できるようなコンテンツを作成してみましょう。

ページごとにテーマを絞る

SEO対策2つ目は、ページの目的を確立する点です。YMYLコンテンツを作成するときは「1ページ=1テーマ」に絞るのが最善です。もちろんコンテンツの内容によって例外はありますが、1つのテーマに絞り込みをせず、さまざま情報を一緒に掲載しているとユーザーの混乱を招くリスクがあります。ユーザーに混乱を招くコンテンツは高品質とは言えません。

他のサイトへの外部リンクを含める

SEO対策3つ目は、コンテンツ内に外部リンクを含める点です。コンテンツに関係するWebサイトを外部引用することで、自社Webサイトの信頼性を高めることができます。ただし、スパムや低品質のページにリンクすると、自社Webサイトの品質が低下する可能性があるため、信頼できるWebサイトにのみリンクしてください。

被リンクの獲得

SEO対策4つ目は、被リンクの獲得です。被リンクとは、他のWebサイトからのリンクを獲得することです。良質な被リンクを獲得すると「E-A-T」を高めることができます。例えば、「ユーザーがシェアしやすいコンテンツ作成」、「導入事例コンテンツを作成してクライアントに被リンクしてもらう」などの対策が有効でしょう。

タイトルをわかりやすくする

SEO対策5つ目は、タイトルをわかりやすくする方法です。「検索品質評価ガイドライン」にも掲載されているように、わかりやすいタイトルは高品質コンテンツの条件になっています。
<参照資料:General Guidelines

例えば、専門知識を紹介するコンテンツでも、なるべく専門語を使わずにタイトルを見ただけで、どんな内容か理解できる必要があるでしょう。この方法は、もっとも簡単なのでぜひ実施しましょう。

著者情報の充実

SEO対策6つ目は、著者情報の充実です。YMYLの対策では、ただ専門性を持った著者がコンテンツを作成するだけではなく、著者情報をコンテンツに明記する必要があります。
具体例としては下記のような施策が有効です。

  • 著者紹介のプロフィールページ
  • 関連資格の記載
  • 著者のSNSのリンク

コンテンツを最新の状態に保つ

SEO対策7つ目は、コンテンツを最新の状態に保つ点です。高品質なコンテンツを更新し続けると、クロールの頻度が増え、いち早くGoogleに評価してもらえるようになります。また、ユーザーから「このWebサイトはいつも最新情報を上げている」と認識されれば、信頼性の獲得にもつながります。特に「ニュース速報」、「時事」、「トレンドイベント」などを扱う場合は、より新鮮なコンテンツを定期的に発信する必要があるでしょう。

YMYL以外ジャンルと混ぜない

SEO対策8つ目は、YMYL以外のジャンルと混ぜない点です。YMYLのジャンルと非YMYLジャンルが混合していると、どんな情報を発信しているかGoogleが判断しにくいためです。これは、2021年4月のオフィスアワーにおいて、GoogleのJohn Mueller氏によって言及されました。そのため、YMYLジャンルを扱う場合、Webサイトに一貫性を持たせるようにしましょう。
<参考サイト:English Google SEO office-hours from April 9, 2021 - YouTube

Googleマイビジネスへの登録

SEO対策9つ目は、Googleマイビジネスへの登録です。Googleマイビジネスとは、Googleの検索エンジン上に店舗情報を掲載できるサービスです。Googleが提供しているサービスとなるため、登録するだけでも信頼性につながります。また、口コミ機能も搭載しているので、上手く活用できれば強力な集客方法となるでしょう。

感想ではなく公的機関の情報を参考に

SEO対策10つ目は、一般ユーザーの個人的な感想ではなく公的機関の情報を参考にする点です。YMYLジャンルでは正確性が最も重要視されています。そのため、コンテンツでは著者の感想を掲載するのではなく、公的機関の「研究データ」や「論文」などを参考にした、正しい情報を発信する必要があると覚えておきましょう。

YMYLで避けたいNG表現をケース別に紹介

YMYLで避けたいNG表現

YMYLで避けたいNG表現を「脱毛クリニック」、「化粧品ECサイト」のケースに分けて紹介します。

脱毛クリニックの例

脱毛クリニックのWebサイトにて「〇回通えば脱毛が完了します」のような表現は禁止されているので、注意が必要です。「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」により、医師や医療機関が効果を保証した表現は禁止されているためです。医師などがコンテンツ作成の監修をすることは問題ありませんが、たとえ事実であっても効果を約束する表現をすると、SEO的にもマイナスの影響があるので注意が必要です。
<参考資料:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

化粧品ECサイトの例

化粧品ECサイトの場合は「美白効果あり」、「アンチエイジング効果あり」といった掲載がNGとされています。「化粧品等の適正広告ガイドライン」では、コンテンツに掲載できる「化粧品の効能効果の範囲」が定めされています。「美白効果あり」「アンチエイジング効果あり」といった表現は、この効果範囲外の表現となるということです。

化粧品のキャッチコピーを考えるときは「化粧品等の適正広告ガイドライン 第2章 F4」の「化粧品の効能効果の範囲」を確認した上で作成するようにしましょう。
<参考資料:化粧品等の適正広告ガイドライン

YMYLのQ&A

最後に、YMYLのQ&Aを紹介します。

専門家が記事を執筆すれば、YMYLの対象外になる?

たとえ専門家がコンテンツを執筆したとしても、YMYLの対象外とはなりません。誰が執筆したとしても、平等にYMYLとして評価されます。

ECサイトでもYMYLを気にする必要はあるか?

医療分野などのECサイトであれば、YMYLを気にする必要があります。一方、それ以外のYMYLに関連しない関連しないジャンルであれば、気にする必要はないでしょう。

YMYLでは信頼度の高いコンテンツ作りを

YMYLとはGoogleが定義する「検索品質評価ガイドライン」の項目の1つで、「金融」「健康」など、ユーザーの生活に大きく関わるジャンルが該当します。YMYLのジャンルにて上位表示を獲得するには「E-A-T」を意識したコンテンツ作りが必須となります。本記事を参考に、YMYLコンテンツのSEO対策を実施してみましょう。

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この記事の著者
ケン

WRITERケン ライター

大手採用メディア運営企業にてWebコンテンツ制作に約10年携わった経験をもつコンテンツディレクター兼ライター。これまでの経験を活かし、有益なWebマーケティングに関する情報を発信していきます。

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