アクセス解析レポートの簡単な作り方|必須項目や注意点も解説

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アクセス解析レポートの簡単な作り方|必須項目や注意点も解説

こんにちは!ジーピーオンラインのおおしろです。
アクセス解析レポートを作成する際には、必須項目を把握しておく必要があります。また、それと同時に基本的な作成手順と検索キーワード(検索クエリ)の抽出方法も把握しておけば、要点が押さえられた分かりやすいレポートを簡単に作成することができるでしょう。
一方、そのためには基本的な注意点や必要なツールの使い方なども把握しておかなければなりません。ぜひチェックしてみてください。

※この記事は一部ユニバーサルアナリティクス(UA)を前提に解説しています。
GA4の内容へ更新されるまで、しばらくお待ちください。
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もくじ

  1. アクセス解析レポート作成時に注意したいこと
  2. アクセス解析レポートの作成に必要な2つのツール
  3. アクセス解析レポートの必須項目
    • サイト全体のアクセス状況
    • ページ別のアクセス状況
    • ユーザー属性
    • ユーザーの流入経路
    • コンバージョンの状況
    • 流入キーワード
  4. 【簡単】アクセス解析レポートの作成手順
    • Googleアナリティクスを開く
    • 「カスタム」→「マイレポート一覧」を選択
    • 「Data Studio」内の項目を選択
    • 「共有」→「レポートをダウンロード」を選択
  5. 検索キーワード(検索クエリ)の抽出方法
    • Google Search Consoleを開く
    • 「検索パフォーマンス」を選択
    • 「ページ」→「任意のページURL」を選択
    • 「クエリ」を選択
  6. アクセス解析の改善ポイント
  7. まとめ

アクセス解析レポート作成時に注意したいこと

アクセス解析レポートを作成する際には、それを読むクライアントや社内スタッフの目線から考えた上で以下の2点に注意する必要があります。

  • 専門用語を多用しない
  • 情報だけのレポート作成で済まさない

アクセス解析レポートはそれを読むすべての人が理解し、共有できる内容でなくてはなりません。そのためには専門用語を多用しないようにし、できるだけ平易な言葉を使うことが大切です。専門用語を使用せざるを得ない場合には、注釈を入れるなどの工夫をするのがよいでしょう。

情報だけのレポート作成では、クライアントや社内スタッフに納得してもらうことができません。アクセス解析レポートは情報を提供することだけが目的ではなく、「そこからどのような課題があることが分かるのか」「どのような改善が必要なのか」までを読む人に伝える必要があります。
したがって、アクセス解析レポートの作成時には、収集したデータをもとに分析を行い、考察を書くことや有効な解決策を提案することも忘れないようにしましょう。

アクセス解析レポートの作成に必要な2つのツール

アクセス解析レポートを効率的に作成するためには、以下の2つのツールを利用することが欠かせません。

  • Googleアナリティクス
  • Google Search Console

現状で最も効率的にアクセス解析ができるツールとして挙げられるのが「Googleアナリティクス」です。このツールでは後述するユーザー属性や流入経路などのほとんどの情報を抽出することができるため、レポートの作成時にも欠かすことができません。

Googleアナリティクスでは、検索キーワードを抽出することができません。一方、こちらの「Google Search Console」では検索キーワードの抽出が可能なため、あわせて使用するとよいでしょう。

アクセス解析レポートの必須項目

アクセス解析レポートの必須項目

アクセス解析レポートは必須項目を押さえた上で作成すると、より読みやすくなります。とりわけ以下の6つの項目はアクセス解析レポートにおいて欠かすことのできないものであるため、必ず記載するようにしましょう。

  • サイト全体のアクセス状況
  • ページ別のアクセス状況
  • ユーザー属性
  • ユーザーの流入経路
  • コンバージョンの状況
  • 流入キーワード

サイト全体のアクセス状況は、サイト全体のアクセス数や滞在時間などを示す項目です。後述するページ別のアクセス状況を総括したものと考えるとよいでしょう。

ページ別のアクセス状況は、ページ別のアクセス数や滞在時間などを示す項目です。ページごとの注目度の高さなどを把握することが可能です。

ユーザー属性は、ユーザーの性別や年齢、使用デバイスなどを示す項目です。ユーザーのターゲティングなどに活用することができます。

ユーザーの流入経路は、ユーザーがどのような経路でサイトにアクセスしたかを示す項目です。他サイトからのアクセスが多い場合、具体的なサイト名やアドレスを記載することも大切です。

コンバージョンの状況は、サイトにアクセスした人がどれくらいの割合でコンバージョンに結びついているかを示す項目です。

流入キーワードは、検索サイトを利用したアクセスについて、どのような検索ワードが使用されたのかを示す項目です。

サイト全体のアクセス状況

アクセス解析ではサイト全体のアクセス状況を把握することが大切です。この項目では全体でのユーザー数やセッション数、ページビュー数などを記載することで、サイト自体の注目度やマーケティングにおいてどの程度の成果を上げているかを把握することができます。

また、この項目ではセッション時間や滞在時間、直帰率、離脱率などの平均値を算出することも大切です。これにより、そのサイト上で閲覧できる情報がユーザーの求めるものと合致しているかどうかを把握することもでき、そこから新たな課題を見出すことも可能です。

ページ別のアクセス状況

アクセス解析レポートには、ページ別のアクセス状況を記載する必要もあります。ここで記載すべきデータの項目は上述したサイト全体のアクセス状況と同様であり、ページごとのより詳しいデータを把握することが重要です。この項目を作成することにより、ページごとの注目度の違いを把握することができるのです。それによって、とくに数値が悪いページの内容を改善したり、ページ自体を削除する対策を講じたりすることも可能となります。

また、ページごとのデータを比較すれば、サイトにアクセスした人がどのような情報を求めていたのかを把握することもできます。

ユーザー属性

アクセス解析ではユーザー属性を分析することも大切です。この項目では「性別」「年齢」「使用デバイス」「居住地」などのデータを抽出し、どのような層からのアクセスが多いのか(少ないのか)を明確にすることが主な目的となります。たとえば、特定の国に居住している人だけをターゲットとしたサイトである場合、このユーザー属性の項目を見れば、その目的が達成されているかどうかを一目で確認することができます。

また、目的が達成されていない場合、この項目に記載されたデータを参考にすれば、サイトの改善点を見出すこともできるでしょう。

ユーザーの流入経路

ユーザーがどのような経路でサイトにアクセスしたのかを把握することは、アクセス解析において重要です。最近では、検索サイトだけでなくSNSを経由したサイトへのアクセスも多くなっています。流入経路としてとくに多いSNSが分かれば、そのSNSを利用したプロモーションに力を入れることも可能です。

以上のことから、この項目では「検索サイト」「SNS」「Eメール」などの大まかな流入経路だけでなく、具体的なサイト名やアドレス、SNSアカウントなどを記載することも大切です。

コンバージョンの状況

サイトには何らかのコンバージョンが設定されており、その達成率を明確にすることもアクセス解析では重要です。たとえば、ネット通販を行っているサイトであれば「商品の販売」がコンバージョンとなり、サイトへのアクセス状況とそのコンバージョンの関係を数値化する必要があります。

この項目ではコンバージョン数だけでなく、総アクセス数に対するコンバージョン率、コンバージョンに結びつかなかった離脱率・直帰率などを記載します。
これらのデータからは、サイトそのものの課題を導きやすいため、サイトの性質に応じて必要な項目を追加する工夫をするのもよいでしょう。

流入キーワード

検索サイトを利用したアクセスに関しては、流入キーワードを明確にすることも大切です。流入キーワードの項目では、とくに多いキーワードやそれらの比率を示すことで、「ユーザーが何を期待してアクセスをしたか」を明確にすることが目的となります。
また、特定のキーワードを設定してSEO対策を行った上で作成したサイトの場合、その対策が実際の流入キーワードと合致しているかを確認することも忘れないようにしましょう。

ちなみに、このデータのみGoogleアナリティクスでの抽出はできないため、Google Search Consoleを利用する必要があります。

【簡単】アクセス解析レポートの作成手順

アクセス解析レポートはGoogleアナリティクスを使用すると簡単に作成することができます。その手順は以下のとおりです。

  1. Googleアナリティクスを開く
  2. 「カスタム」→「マイレポート一覧」を選択
  3. 「Data Studio」内の項目を選択
  4. 「共有」→「レポートをダウンロード」を選択  

Googleアナリティクスを使用すると、レイアウトなどを考えることなく、簡単に見やすいアクセス解析レポートを作成することができます。また、上述した必須項目が網羅されている点も、このツールの大きなメリットとなります。

Googleアナリティクスを開く

まずはGoogleアナリティクスを開き、アクセス解析レポートを作成するための準備をします。Googleアナリティクスを利用するためにはGoogleアカウントが必要となるため、持っていない場合には先に作成しておくようにしましょう。

また、Googleアナリティクスを使用するためには、基本的な設定を最初におこなう必要もあります。これまでにGoogleアナリティクスを使用したことがない場合、この設定を行わないとレポートの作成ができないため、こちらに関しても先に済ませておくようにしましょう。

「カスタム」→「マイレポート一覧」を選択

Googleアナリティクスを開いたら、画面左端にあるメニューバーから「カスタム」→「マイレポート一覧」を選択します。これまでにGoogleアナリティクスを使用したことがある場合、この操作をすると「Dashboard」にこれまでに作成したレポートが表示されます。ただし、新たにレポートを作成する場合、Dashboardは関係ないためここでは無視をしましょう。

「Data Studio」内の項目を選択

つづいて、Dashboardの上に表示されている「Data Studio」内の項目を任意で選択します。ここには複数の項目が表示されることから、必要なものを選択できるようあらかじめ分かりやすいタイトルをつけておくなどの工夫をするのもよいでしょう。

「共有」→「レポートをダウンロード」を選択

最後に「共有」→「レポートをダウンロード」を選択します。これにより該当レポートをダウンロードすることができると同時に、その内容をカスタマイズすることも可能となります。

検索キーワード(検索クエリ)の抽出方法

検索キーワード(検索クエリ)の抽出方法

上述したとおり、Googleアナリティクスでは検索キーワードの抽出ができません。そのため、アクセス解析レポートに検索キーワードに関するデータを記載したい場合には、Google Search Consoleを併用する必要があります。このツールを利用した場合の検索キーワードの抽出方法は以下のとおりです。

  1. Google Search Consoleを開く
  2. 「検索パフォーマンス」を選択
  3. 「ページ」→「任意のページURL」を選択
  4. 「クエリ」を選択

この作業は検索キーワードの抽出だけが目的となるため、目的に応じたカスタマイズが必要なGoogleアナリティクスを使用した上述の作業に比べると比較的容易であるといえます。

また、この作業で表示された検索キーワードは「流入キーワード」でもあることから、アクセス解析レポートの作成時だけでなくSEO対策を講じる際などにも活用することができます。

Google Search Consoleを開く

検索キーワードを抽出するためには、最初にGoogle Search Consoleを開く必要があります。このツールを利用する際にもGoogleアカウントが必要となるため、あらかじめ作成しておくようにしましょう。

また、初めてGoogle Search Consoleを利用する場合、「ドメインまたはURLプレフィックスの入力」や「所有権の確認」などのページが表示されます。これらのページでは必須項目を埋める必要があるため、開く前に必要な情報を集めておくようにしましょう。

「検索パフォーマンス」を選択

Google Search Consoleを開いてホーム画面が表示されたら、左端にあるメニューバーから「検索パフォーマンス」を選択します。検索パフォーマンスのページでは、対象サイトの合計クリック数や合計表示回数などの多種多様なデータが表示されます。これだけでも、サイトへのアクセス状況をある程度把握することができるでしょう。

「ページ」→「任意のページURL」を選択

つづいて、「ページ」→「任意のページURL」を選択します。これにより、特定のページのアクセス状況に関するデータが表示されるため、サイト内の一部のページだけのアクセス解析をしたいケースでもこの操作は有効です。

「クエリ」を選択

最後に「クエリ」を選択すると、そのサイト(ページ)への流入キーワードとして、とくに多い検索キーワードが表示されます。各キーワードの横にはクリック数や表示数、CTR、掲載順位などのデータも詳しく表示されるため、どのキーワードが多いのかも一目で理解できます。

また、この操作では解析対象期間や検索タイプなどの設定を変えることも可能です。よって、特定の期間における検索キーワードの傾向などを把握したい場合にも、Google Search Consoleは有効活用できます。

アクセス解析の改善ポイント

アクセス解析によって得たデータは、サイト運営の改善に利用する必要があります。よって、アクセス解析をする際には、それによって得たデータを活用した具体的な改善例を知っておくのが有効です。

たとえば、アクセス解析の結果、「直帰率が高く、ページ滞在時間が短い」という傾向が判明すると、そこからは「コンテンツがユーザーのニーズに応えられていない可能性がある」などの仮説が立てられます。
ここで重要なのは、「直帰率が高いページ=改善が必要なページ」とは限らない点です。直帰率が高いという事実には、それまでに閲覧したページの内容も影響をおよぼしていることが考えられるため、サイト全体を見て、改善が必要なページをリストアップすることが大切です。

このようにアクセス解析では、それによって得たデータをどのようにしてサイトの改善に活かすかが大変重要です。そのためにはホームページの改善ポイントになりやすい箇所を把握しておくのもよいでしょう。
ホームページの詳しい改善ポイントを知りたいという方はこちらの記事で解説しています。
【関連記事】ホームページのアクセス解析で分かることとは?Googleアナリティクス導入のすすめ

まとめ

見やすいアクセス解析レポートを効率的に作成するためには、「Googleアナリティクス」と「Google Search Console」を利用するのが有効です。また、これらのツールを利用してアクセス解析レポートを作成する場合、そこに記載されているデータを活用して、どのような改善策を講じることができるのかをよく考えてみることも忘れないようにしましょう。

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この記事の著者
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