採用サイト制作費用の目安は?当社の料金をもとに徹底紹介

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採用サイト制作費用の目安は?当社の料金をもとに徹底紹介

こんにちは、ジーピーオンラインのさえです!

長く続く採用の売り手市場を受け、企業の規模に関わらず採用サイトを設けることが主流になりつつあります。

しかし、採用サイトは内容によって制作費用が大きく変動するため、どれくらいの予算が必要か分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、企業の採用担当者さまへ向けて、採用サイトの必要性と制作費用について、当社を例に紹介します。
以下のようなお悩みをお持ちの方のお役に立ちますと幸いです。

  • 採用サイト制作の費用の目安はいくらなのか
  • 費用の違いはどんなところに出るのか
  • 制作費用を抑えることはできるのか

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採用サイトを制作費用をかけても作るべき理由

採用サイトの見積りを取ったら想像以上に高かった…というご経験はないでしょうか。
当社でも「どうしてこんなに高いのか」とご質問をいただくことがあります。
しかし、採用サイトは現代の売り手市場で欲しい人材を確保するため、費用をかけてでも良いものをつくることを当社としてはおすすめします。

株式会社ONEの実施した調査によると、調査対象者の83.9%が「採用サイトの情報は、就職・転職活動においては重要な情報だと感じますか。」という質問に「重要な情報だと感じる」と回答しています。また、「採用サイトがある企業とない企業で、企業の印象は変わりますか。」という質問には、62.4%が「採用サイトがある企業のほうがポジティブに感じる」と回答しています。

上記の調査から、採用サイトは採用活動において好印象を与える、重要な役割をもつツールであることが分かります。
<参照サイト:企業の「採用サイト」に関する意識調査を公開

そして、成果を出すためには、掲載すべき情報の選定、コンテンツ企画、回遊性の良いサイトの制作が必要です。上記を社内でおこなうのは負荷が高く、ノウハウをもつWeb制作会社に委託するなどコストをかけて制作する方が効果が出やすくなります。

株式会社ニュートラルワークスの実施した調査では、以下のような理由で回答者の18.8%が採用サイト制作を外部に発注しており、36.2%が「今はしていないが検討したい」としています。

  • コンサル経験のあるプロに任せたほうが効果的だったので。
  • 専門の会社に頼んだ方が出来栄えもいいし、より自社の魅力を伝えることができるから。
  • 自社で行うより採用活動を効率化できる。

このように、採用サイトは採用活動の重要な役割をもち、効果を出すにはノウハウが必要なため、費用をかけてでも制作が必要なツールです。

採用サイト制作の流れ

費用の解説の前に、まずは採用サイト制作のフローから簡単に紹介します。
順番が前後する場合もありますが、大まかに以下の流れで進めていきます。

  1. 目的の明確化
  2. ターゲット(採用ペルソナ)の設計
  3. 必要なコンテンツの策定
  4. デザインの方向性策定
  5. 制作会社の選定・委託
  6. 公開・運用

上記以外に、自社の強みや業界でのポジション、アピールポイントが明確になっていない場合は、自社分析・競合分析をおこなう必要があります。制作会社によっては、ヒアリングやワークショップを通して自社の深堀りも一緒にしてくれますので、自社でおこなうのが難しい場合は条件に加えるのもひとつです。

また、社員紹介コンテンツなどでは必ずといってよいほど取材や撮影が発生します。コンテンツと必要な素材が確定したタイミングでそれらの準備も進めていくことになります。

採用サイトのコンテンツ

採用サイトの主なコンテンツ

採用サイトで求職者に十分な情報を伝えようと思うと、実は多くのコンテンツが必要になり、それぞれに情報をまとめたり内容を企画したりする作業が発生します。
コンテンツとして代表的なものを紹介します。

  • 会社を知るコンテンツ
  • 人を知るコンテンツ
  • 環境を知るコンテンツ
  • 採用情報

会社を知るコンテンツ

会社を知るコンテンツは、言葉のとおり「どのような会社か」を知るためのコンテンツです。入社した後に、どのような方向へ向かってどんな業務をおこなうのかを明確にします。
具体的には以下のようなコンテンツに落とし込まれます。

  • 会社概要
  • 代表メッセージ
  • ビジョン・価値観
  • 未来への取り組み
  • 事業紹介
  • 部門紹介
  • 職種紹介・1日の流れ
  • 数字で分かる会社
  • プロジェクトストーリー

人を知るコンテンツ

人を知るコンテンツは、「どのような人が働いているか」を知るためのコンテンツです。社風や考え方、キャリアの歩み方が求職者の希望とマッチしているかを確認してもらうことができます。そのため、採用したい人物に近い社員をピックアップする必要があります。
具体的なコンテンツは以下です。

  • 社員紹介・インタビュー
  • クロストーク(複数名による座談会)
  • キャリアインタビュー

環境を知る

環境を知るコンテンツは、どのようなサポートを受けられるのか、どのような制度の中で働くのかを知るためのコンテンツです。オフィス環境といった物理的なものから、研修や福利厚生など制度に関するものもこれに当てはまります。
具体的には以下のようなコンテンツが作成されます。

  • 福利厚生・社内制度
  • 評価制度
  • 育成・研修制度
  • 写真ギャラリー
  • オフィスツアー
  • キャリアパス
  • DE&I(ダイバーシティ、エクイティインクルージョン)

採用情報

採用情報は、選考するにあたっての諸条件をまとめたコンテンツです。求職者が応募を決める際に確認する基本的な項目のため、作成は必須となるでしょう。
具体的には以下のコンテンツです。

  • 募集要項
  • 求める人物像
  • 選考フロー
  • よくあるご質問

採用サイト制作費用の項目

見積書の項目は制作会社によってさまざまですが、当社の見積書をもとに内訳を記載する際の項目を紹介します。

  • プロデュース業務
  • デザイン制作業務
  • コーディング業務
  • システム構築業務
  • その他業務
  • オプション項目

プロデュース業務

プロデュース業務に分けられる項目は、プロジェクト管理や要件定義、画面設計、制作進行ディレクションやアートディレクションなどの作業です。

ディレクション費は、ディレクターと呼ばれる役割の人が採用サイト制作を無事に完成させるために、スケジュール管理やデータの管理をおこなう進行作業の対価として発生する費用です。多くの制作会社は、ディレクション業務以外の制作費用の「10〜30%」をディレクション費として算出します。

【関連記事】ディレクション費って何の費用?ホームページ制作でのWebディレクターの役割
【関連記事】RFP(提案依頼書)と要件定義書の違いは何? 記載内容も詳しく解説

デザイン制作業務

デザイン制作業務には、デザイナーが実際にデザインをおこなう費用が該当します。トップページの基本デザイン案やベースデザイン、パーツなど、制作に必要なデザイン業務すべてが含まれます。

現在はPCサイトだけでなく、スマートフォン対応も重要となってくるため、スマートフォン表示の際のデザインなども工数に含まれます。デザイン制作業務はページ単価×該当ページ数で算出することが多いです。

コーディング業務

コーディング業務にはHTMLやCSSのマークアップ、JavaScriptの実装が含まれます。また、これらが各デバイスで正常に表示されるかを検証する作業もここに当てはまります。JavaScriptで実装したい内容が複雑な場合や、ページ数が多い場合などは各項目の費用が上がりやすいです。

システム構築業務

システム構築業務は、CMSを導入する際や応募フォームを設置したい時に項目として追加されます。登録するテキストや画像データ、送信された情報などを格納するデータベースの設計・構築や、各ページのページ登録画面の構築などが含まれます。

また、脆弱性対応や正常に登録・削除・データ送信などができるかのテスト・検証もシステム業務の項目のひとつです。

その他業務

その他の業務として、CMSで制作した際の記事登録の代行や操作マニュアルの作成などがあります。管理画面から登録が可能なページに関しては、お客さまご自身でも登録いただけますが、相応の時間が必要になるため、制作会社であらかじめ登録してご納品するケースは多くあります。

また、CMSの管理画面は触ったことがない方には分かりにくいものなので、登録方法をはじめとした操作の仕方をまとめて資料としてご用意します。

オプション項目

オプションとして、採用サイトを制作するにあたって必要になってくる素材の手配に関する費用がここに分類されます。取材やライティング、撮影、SNSアカウントの立ち上げなどが該当します。お客さま側で手配いただける場合は必要のない項目になります。

採用サイト制作の費用が制作会社ごとに異なる原因

Webサイト制作全般に言えることですが、制作会社によって費用感は大きく異なります。例えば、採用サイト制作は「30万円程度から可能」としている企業も見受けられますが、当社で採用サイトを制作する場合は最低でも120万円の予算確保をお願いしており、内容次第で500万円以上になることもあります。

なぜこのように費用感にばらつきが出るのでしょうか?
金額が大きく変わる原因は、対応範囲や制作体制と関係しています。
以下で詳しく解説していきます。

  • 対応範囲が異なる
  • 制作体制が異なる
  • 作り方が異なる

対応範囲が異なる

同じ採用サイト制作でも、対応する範囲は制作会社や発注者さま側のご要望により異なります。

制作にあたってさまざまな作業が必要となるのは、採用サイト制作の流れで紹介した通りです。これらの制作プロセスをどこまで自社で完結させるかによっても費用は変動します。

例えば、マーケティングの視点から求職者にどのようなアプローチをしていくべきか、コンセプトは何にするのかなど、コンサルティング領域まで委託する場合はその費用が発生します。

あるいは、社員インタビューの取材実施や原稿作成、写真、事業紹介の文章作成をWeb制作会社に委託する場合も、ライターやカメラマンの費用が上乗せとなります。

反対に、上記のような内容は対応外の制作会社であれば、費用は下がりやすいです。しかし、発注者側の準備と知識量によって成果物のクオリティは大きく左右されます。

制作体制が異なる

制作費の基本は各制作工程で必要な時間数です。したがって、制作工程が多い場合や関わるスタッフが多いと費用は高くなる傾向にあります。

制作の規模や難易度にもよりますが、弊社では1つのWebサイトを制作する際に以下のような各分野のスペシャリストがチームとなります。

  • アカウントプランナー
  • マーケター
  • プロデューサー
  • ディレクター
  • アートディレクター
  • デザイナー
  • フロントエンドエンジニア
  • テクニカルディレクター
  • バックエンドエンジニア
  • カメラマン
  • ライター

とくに当社の場合は、ディレクターを2名体制にして作業負荷に合せてフォローできるようにしているところが特徴としてあげられます。ページ数の多いWebサイトの大型リニューアルや、難易度の高い制作でも安全に、スケジュール通り納品できるのは、こうしたチーム体制があるからです。しかし、関わる人が多ければ多いほど、稼働分の費用が発生することになります。

例えば、フリーランスの方に委託することを考えると、少なくとも「ディレクター」「デザイナー」「フロントエンドエンジニア」を一人で担われると予想されます。稼働は一人のため、費用が下がるのは想像しやすいのではないでしょうか。一方で、すべて一人でおこなう必要があるため、負荷が高く手が回らないといったことも起こりやすく、フォロー体制が取れていない可能性もあるでしょう。

このように、社内で組まれる体制と関わる人数でも制作費は変動します。

作り方が異なる

3つ目は、作り方です。テンプレートを作成し、そこに各ページの画像と原稿を流し込んで作成する場合と、それぞれのページをオリジナルでデザインする場合では、当然費用は後者が高くなります。

しかし、採用サイトにおいて差別化は重要なポイントです。求人広告では表現しきれなかった自社の特徴を求職者に伝える役割も担う点を考慮しても、デザインに変化のない淡々とした採用サイトでは訴求力が落ちてしまう可能性があります。

採用サイトを活用して自社の採用力を上げていきたい、求職者の印象に残る採用サイトを作りたいということであれば、オリジナルで作成する必要があるため、費用の増加は避けられないでしょう。

採用サイトの制作費用を公開!ジーピーオンラインの場合

当社の採用サイト制作の費用を紹介します。
ご要望に合わせて都度お見積りさせていただくことも可能ですが、どう決めていけばいいか分からないというお客さまのために、下記のようなパッケージもご用意しています。
今回はこちらに沿って紹介します。

  • 基本的なコンテンツは用意したい場合(9ページ想定)
  • 必要な情報を網羅できるサイトを制作したい場合(10ページ以上想定)
  • 時間優先で作成したい場合(1ページ想定)
  • オプション費用

基本的なコンテンツは用意したい場合

採用サイトのコンテンツ一覧

費用は抑えつつも、必要なコンテンツは作成したいというお客さま向けのプランです。

トップページの他に、以下のコンテンツ群から作成するコンテンツを8点選んでいただけます。4つのコンテンツに関しては、撮影・取材もパッケージに含まれているので、取材対応者のみ選定いただければ当社で原稿や写真の用意が可能です。トップページを含む合計9ページを340万円にて制作、3ヶ月で納品いたします。

■会社を知るコンテンツ 
会社概要 / 代表メッセージ / ビジョン・価値観 / 未来への取り組み / 事業紹介 / 部門紹介 / 職種紹介・1日の流れ / 数字でわかる会社 / プロジェクトストーリー

■人を知るコンテンツ
社員紹介・インタビュー / クロストーク / キャリアインタビュー

■環境を知る
福利厚生・社内制度 / 評価制度 / 育成・研修制度 / 写真ギャラリー / オフィスツアー / キャリアパス / DE&I(ダイバーシティ、エクイティインクルージョン)

■採用情報
よくあるご質問 / 募集要項 / 選考フロー / 求める人物像

採用サイトのコンテンツ組み合わせ例

必要な情報を網羅できるサイトを制作したい場合

募集職種が多く、コンテンツを充実したいお客さまはフルオーダーにてお受けいたします。
上記プランのコンテンツよりもさらに幅広いコンテンツを制作いたします。取材・ライティング、撮影もご要望に合せてご対応が可能です。都度のお見積りにはなりますが、合計10ページ以上の制作で制作期間は3ヶ月以上となります。詳細はお問い合わせください。

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時間優先で作成したい場合

「採用予定が1職種しかない」「急遽欠員が出てしまい急ぎで募集をかけたい」「予定人数が少なく、まずはページを用意することから始めたい」というお客さまには、1ページ120万円から制作をお受けしております。制作期間は1ヶ月いただきます。

採用計画によってはコンテンツの多い採用サイトがオーバースペックになってしまう場合も考えられます。上記のようなお悩みをもつ企業さまも、お気軽にお問い合わせください。

オプション費用

費用の項目で紹介したオプションに関しては、以下の費用が目安となります。

  • エントリーフォーム作成=37万円
  • SNSアカウント立ち上げ=15万円
  • オンライン取材=8万円/1日5h(取材日の分割は不可)
  • ライティング=5万円/記事
  • スチール撮影=28万円/日(1拠点まで)

上記以外にも、動画撮影・編集やイラスト作成なども可能です。費用が変動しやすい項目になりますので、都度お見積りを提出しております。

採用サイト制作費用はどんな成果が欲しいかがポイント

当社の採用サイトの制作費をもとに、なぜそれだけの費用が必要なのか、制作会社によって金額が大きく変わるのかを解説してきました。

採用サイトは企業規模によらず必須のツールとなってきており、ただサイトが存在するだけでよい時代は終わりました。これからは、採用サイトで求職者の知りたい情報を余すことなく伝え、自社を魅力的に感じてもらえるようなコンテンツが必須となっています。そのためには、使いやすさも大事になります。

企業さまの状況にもよりますが、当社で採用サイトを制作する際の金額は300万円以上が理想です。「採用サイトは費用が確保しづらい」というお声も聞きますが、採用サイトで求職者の志望度を上げることができなければ、結局は広告費などを追加で支払う必要がでてくる可能性もあります。

ぜひ一度、どんな採用サイトが必要か、どれくらいの予算が必要かなど、ご検討いただけますと幸いです。

ジーピーオンラインの採用サイト制作

ジーピーオンラインの採用サイト制作ページ

採用ブランディングと採用マーケティングの視点から制作をおこなう、それがジーピーオンラインの採用サイト制作です。

コンテンツ企画や社員インタビューなどの取材、ライティング、撮影はもちろん、ブランドコンセプト策定やAI チャットボットの導入、SNS運用代行、映像制作など幅広く承ります。採用サイトの重要な要素となる写真は、撮影のディレクションをアートディレクターが担当することも可能です。

など、これまで当社ではたくさんの企業さまの採用サイトを制作してきました。

また、当社においても、オウンドメディアを活用した採用活動にシフトしました。採用力の強化を目的として「驚きでも感動でもなく“ありがとう”を。」をスローガンにリクルートサイトのリニューアルをおこなった結果、書類通過率約3.9倍を実現し、当社の求める人物像とマッチした応募者の割合が上がっています。

人材獲得競争が激化している現代、変化する求職者ニーズを正確に捉え、オウンドメディアでの最適な情報発信と求職者の共感醸成から求職者の母集団形成とマッチング精度の向上を支援します。

採用サイト制作サービスの詳細を見る

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この記事の著者
さえ

WRITERさえ Webマーケーター

制作会社で営業・Web広告運用を経験したのち、2019年にジーピーオンライン入社。SEOやアクセス解析を中心に知識やノウハウを発信していきます。

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