こんにちは、ジーピーオンライン(@gpol_tw)の笹です!
「採用サイトにどのような写真を使えばよいか分からない」
「良い写真を撮影するためにはどうすればいいか」
このようにお悩みのWeb担当者さまや採用担当者さまも多いのではないでしょうか。
採用サイトにおける写真は、企業の第一印象を決める重要な要素です。単に高画質なだけでなく、戦略的に撮影・配置された写真は、競合他社との差別化や応募数の増加に直結します。
本記事では、「採用サイトの写真」をテーマに、求職者の心を動かす撮影ノウハウや準備の手順、優れた他社事例を解説します。ぜひ効果的な採用サイトの制作を進めてみてください。
写真撮影も含めておまかせください!
もくじ
なぜ重要?採用サイトで「写真」にこだわるべき3つの理由
採用サイトで使用する写真が重要だと言われる理由は大きく分けて3つあります。
- 競合他社との差別化が図りやすい
- 入社後のミスマッチによる早期退職を防げる
- 応募数の増加が期待できる
コストをかけて採用活動をおこなう以上、応募数はできるだけ増やし、入社した社員には長く活躍してもらいたいところです。採用の成果につなげるためにも、それぞれのポイントについて解説します。
競合他社との差別化が図りやすい
写真は視覚的に印象を与えやすいため、競合他社との差別化が図りやすいです。競合他社との違いを明確にできれば、求職者も企業を理解しやすく、応募のアクションも起こしやすくなるとともに、企業ブランディングにもつながります。
また、「応募したい企業は決まっていないけど働きたい業界は決まっている」という求職者に対しても効果があります。その業界で展開している企業を調べた後に、採用サイトが印象に残っていれば応募数の増加にもつながるでしょう。
業界内で企業の個性を際立たせるためにも、自社ブランドに合う写真を掲載しましょう。
入社後のミスマッチによる早期退職を防げる
写真は見た人の印象に残りやすい分、実態と乖離があるとミスマッチが起こりやすくなります。入社してみたら思っていたイメージと違ったという理由で、早期離職に至るケースも少なくありません。
採用サイトにはできるだけリアルな雰囲気や、嘘のないありのままのイメージを伝える写真を載せるようにしましょう。
応募数の増加が期待できる
掲載する写真を意識することで、結果的に応募数の増加が期待できるようになります。求職者は多くの場合、業種や職種といった軸で就職先を比較検討するものです。
例えば、「不動産営業の仕事をしたい」と思う求職者は、企業単位ではなく業界単位で就職先を調べます。その時に印象に残らなければ、応募に対するアクションは起きにくくなります。逆にその中で目に留まる印象的なビジュアルが用意されていれば、求職者の記憶に残り、応募につながる可能性が高くなるでしょう。
応募数を増やすには、採用サイトで印象的な写真を選択することが不可欠です。
求職者に魅力が伝わる!良い写真と撮影のコツ
採用サイトにおける良い写真とは、単に高画質なだけではなく、企業の魅力がまっすぐに伝わる写真です。求職者が「ここで働く自分」を具体的に思い描けるようなビジュアルづくりが求められます。
具体的には、以下の4つの写真をバランスよく配置するのがおすすめです。
- 熱量や信頼感が伝わる「社員・役員の紹介写真」
- 社風やチームの空気感を可視化した「職場の写真」
- 職務内容が具体的にイメージできる「日常業務の写真」
- 企業のビジョンや戦略を体現する「コンセプト写真」
それぞれの特徴と、クオリティを管理する撮影のコツを解説します。
熱量や信頼感が伝わる「社員・役員の紹介写真」
実際に働いている社員の顔や、上司となる役員の紹介写真を掲載することで、「どのような人が・どのような考え方で・どのような仕事をしているのか」を伝えられます。
インタビュー記事などと一緒に豊かな表情を届けることで、社内の雰囲気も一気に伝わります。求職者が自分の性格や考え方、働き方にマッチするかの参考になるため、非常に効果的です。
自然な表情を引き出すための事前準備
撮影の際は、快く掲載を許可してもらえるよう、丁寧な配慮が欠かせません。以下のようなポイントを押さえて交渉してみましょう。
- 撮影の目的と掲載箇所を具体的に伝える
- 事前に撮影イメージを共有する
- 撮影後の確認フローを設ける
掲載箇所や撮影する写真の雰囲気は事前に共有しましょう。あわせて、撮影後は必ず本人に最終確認してもらうことも伝えると、被写体の方の不安を払拭できます。
また、掲載する写真の男女比に気を遣うのも重要です。意図せずどちらかに偏ってしまうと、男女比が偏っている印象を与えてしまう可能性があるためです。
撮影協力いただいた方へ最大限の配慮
撮影の当日も、協力してくれた社員の方が後から「撮影を許可しなければよかった」と後悔しないような現場づくりも心がけましょう。顔立ちや骨格にあわせて、正面や横顔など最も綺麗に映るアングルを、フォトグラファーと一緒に探すといった丁寧な姿勢が求められます。
社風やチームの空気感を可視化した「職場の写真」
求職者がどのような環境で、どのような人と働くのかを具体的にイメージしてもらうことで、ミスマッチを防げます。そのためにもオフィスや職場の風景、その中で働く社員の自然な姿を掲載しましょう。
例えば、職場の写真があると、求職者は「どのような服装で働けるのか」といった環境面から、働くイメージを具体化しやすくなります。笑顔あふれるミーティングやランチの風景であればチームの良好な関係性を伝えることもできます。
リアルな雰囲気を切り取る撮影ディレクション
作られた風景ではなく、自然な姿を撮影することがポイントです。
撮影の際、社員の方は緊張して表情が固くなる方もいらっしゃいます。その際には以下の手法を取り入れ、リラックスできる空間づくりを心がけましょう。
- 会話をしながら自然な笑顔を引き出す
- 歩く姿を狙うなど、カメラを意識させない工夫をする
- 時にはジャンプをしてもらい、より自然な表情を引き出す
また、複数人の撮影では、身長や服の色のバランス、光の向きも考慮して、画面内のバランスを細かく調整します。例えば、背の高い人を中央に配置し、立っている人が座っている人に話しかける構図にすると、前のめりになって真剣に話を聞いている印象を演出できます。
チームのリアルな空気感を活かして、自社の魅力を上手に可視化しましょう。
職務内容が具体的にイメージできる「日常業務の写真」
日常の業務を切り取った写真は、求職者にリアルな就業イメージを提供できます。
自社の製品や他社では見られない独自の業務風景を取り入れると、他社との差別化に大きく貢献できます。作業中の姿を単に掲載するのではなく、募集している職種と同じ職種の社員の写真を使いましょう。
現場のリアルを届ける構図と光の工夫
ここでのコツは、現場を観察し、デスクワークや製造現場の最適なアングルで撮影できるようにすることです。さらに順光や逆光などの光の当たり方を意識することで、何気ない業務風景もドラマチックに仕上がります。
テキスト以上の説得力を持つビジュアルが、自社にマッチした人材の獲得へとつながるでしょう。
企業のビジョンや戦略を体現する「コンセプト写真」
会社の目指す姿や経営戦略を表現する写真は、サイトの顔となる重要なコンテンツです。チームワークを重視するのか、あるいは個人の裁量を尊重するのかを、写真とデザインの連動で表現していきましょう。
パンフレットなどの他メディアともトーンを合わせ、一貫したブランドイメージを伝えることが成功の秘訣です。
一貫したブランドイメージを伝える戦略
近年では、写真とあわせて動画も制作し、より立体的にビジュアル戦略を組み立てる企業も増えてきました。写真とテキストだけではビジョンを示すことが難しい場合には、動画の活用も検討しましょう。
応募意欲を下げてしまう悪い写真とは?
一方で、求職者の意欲を下げてしまう、掲載を避けるべき悪い写真も存在します。せっかくの採用チャンスを逃さないために、以下の3つのパターンには注意が必要です。
- 採用ターゲットの属性と乖離がある写真
- キャッチコピーやデザインに適さない写真
- オリジナリティがないフリー素材の写真
自社のサイトに当てはまる部分がないか、あらかじめチェックしておきましょう。
採用ターゲットの属性と乖離がある写真
自社が求めるターゲット層の属性と、写真に写る人物の雰囲気がズレていると応募数は落ちてしまいます。若手社員を募集しているのに、ベテランばかりの写真が並んでいるとターゲット層は共感しにくくなります。
より求職者とのマッチ率を高めるためには、ターゲットが親近感を持てる写真を選ぶことが大切です。
キャッチコピーやデザインに適さない写真
紹介文やメインのキャッチコピーと、写真のイメージが矛盾していると効果は半減します。例えば、挑戦できる環境といいながら、静かで暗いオフィス風景を載せてしまうと求職者は困惑するかもしれません。
文章とビジュアルのトーンを統一させることで、採用サイト全体のメッセージ性を高め、印象に残るサイトになります。採用サイトをしっかりと見てもらえるように、文章やコピーに合う写真を掲載するようにしましょう。
オリジナリティがないフリー素材の写真
手軽に使えるフリー素材ですが、採用サイトで多用するのはできる限り避けるべきです。
どこかのサイトで見かけたような写真は、実態が見えず、求職者に「実際に撮影した写真を使えない理由があるのか」と不要な疑いを持たれます。そうなると実際に撮影した写真を使用する部分もフリー素材ではないかと疑われかねません。
社員の写真を掲載する場合、「本人の承諾を得る」「退職した場合の写真の差し替え対応」という手間はかかりますが、オリジナリティがある写真を使用しましょう。
事前準備から撮影当日までのスムーズな流れ
採用サイトの撮影を成功させるには、入念な事前準備と当日の的確な進行が欠かせません。何から始めればいいか分からないご担当者さまのために、一般的な流れを表にまとめました。
| 実施内容 | ポイント |
|---|---|
| 1. 自社ならではの強みを整理 | ターゲットに何を伝えるべきか明確にする |
| 2. 撮影イメージ・香盤表作成 | 構図の検討と、無理のないスケジュールを策定する |
| 3. 環境整備と目的共有 | デスク周りの片付けと、被写体となる社員へ目的を伝える |
| 4. 進行管理と対応 | 当日の撮影現場をスムーズにリードする |
※香盤表(こうばんひょう)とは、場所・日時・撮影カット数・注意事項・持ち物などをまとめた、撮影のスケジュール表です。
それぞれのステップについて解説します。
ステップ1:自社ならではの強みを整理
まずは、経営戦略や求める人物像を振り返り、自社が伝えるべき強みを整理します。撮影の方向性をブレさせないためには、事前のコンセプト策定が非常に重要です。
例えば、採用サイトで「お客さまに最新のソリューションを提供する、挑戦心を体現する」というコンセプトがある場合には、挑戦をする社員の撮影が必要になります。誰に何を届けるかという軸が決まれば、撮影に必要な写真のイメージも明確になります。
詳しいコンセプトの設計方法については、以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
【関連記事】採用サイトのコンセプトとは?作り方と他社事例を紹介
ステップ2:撮影イメージ・香盤表作成
次に、具体的にどのような構図で、誰を被写体にして撮影するかを検討します。
撮影イメージを作成する際は、事前取材などで聞いた社員の仕事内容や大切にしている姿勢を踏まえることが大切です。どういったものが撮れそうかあらかじめイメージ案を複数出しておけば、当日に現場がバタつくこともありません。
また、撮影当日のタイムスケジュールとなる香盤表を策定することも大切なプロセスです。
出演する社員の業務に支障が出ないよう、移動時間や機材セッティングの時間を考慮して、余裕のあるスケジュールを組みましょう。
ステップ3:環境整備と目的共有
撮影場所となるオフィスやデスク周りの整理整頓をおこない、背景への不必要な映り込みを防ぎます。特に派手な色の小物やコート掛けをどかすなど、背景でノイズになるようなものを画角に入れない工夫が大切です。
ありのままを写すのではなく、画面の情報を整理することで、求職者に見てほしい部分へ視線を誘導できます。
あわせて、出演してくれる社員になぜこの撮影が必要かという目的を共有しておきましょう。あらかじめ意義を伝えておくことで、当日は背景説明をする必要がなくなり、対応がスムーズになります。
ステップ4:進行管理と対応
当日は、策定した香盤表に沿って現場の進行管理をおこないます。あわせて、ただ撮影するだけでなく、普段の様子を引き出す工夫も必要です。被写体となる社員の緊張をほぐすため、前向きな声かけをしながら、ポーズや表情を具体的に指示しましょう。
また、周囲の業務の妨げにならないよう配慮することで、被写体となる方も心理的な負担を感じずに撮影に臨めます。
当社のような制作会社であれば、経験豊富なディレクターが当日の進行をスムーズにリードいたします。撮影でお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。
撮影の進行もおまかせ!
参考になる採用サイトの写真事例5選
写真の活用や見せ方が非常に上手な企業の採用サイトを5つご紹介します。それぞれの企業ブランドやメッセージにあわせて、魅力的なビジュアルを展開している事例です。
株式会社ポジティブドリームパーソンズ
挑戦する社員の姿を印象付けるために、被写体を見上げるローアングルが効果的に使われています。
また、対角線を意識した斜めの構図であるダッチアングルも取り入れられているのが特徴的です。企業の持つ躍動感や情熱をビジュアルで大胆にアピールしたい場合の、良い参考になるでしょう。
株式会社Hubble
日常を切り取ったような、社員の自然な表情がうまく引き出されている採用サイトです。
全体的に和やかな雰囲気が伝わり、読者に親近感を与える構成になっています。サイトのデザインにあわせて、柔らかい外の光を取り入れて撮影している点も注目したいポイントです。
株式会社鴻池組
各部門で働くプロフェッショナルの姿にスポットを当て、ダイナミックな構図で表現しています。
現場の迫力と、モノづくりに対する誇りが写真を通してまっすぐに伝わる構成です。仕事への高いプライドやプロフェッショナル性を打ち出したい企業に最適な見せ方といえます。
千代田工販株式会社
キャッチコピーにある「未来をともす」という言葉の通り、希望を持った社員の表情が魅力的に描かれています。
目線を上にあげることで前向きな表情を引き出し、写真で豊かに表現しているのが特徴です。一人ひとりが真摯でひたむきに仕事へ取り組む、会社全体の姿勢がまっすぐに伝わってきます。
MS&ADグランアシスタンス株式会社
あたたかみや人の良さを感じられる笑顔の写真を多く使用して、社内の魅力的な雰囲気を伝えています。
オフィス紹介のコンテンツでも、写真が印象的な配置で視線の誘導をするようにリズミカルに並べられているのが特徴的です。自分が実際に働く環境を直感的にイメージしやすく、求職者の安心感につながる構成に仕上がっています。
まとめ|採用サイトの写真選びと成功のコツ
本記事では、採用サイトの写真の重要性や撮影のコツを解説しました。ポイントは以下の5点です。
- 採用サイトには、自社ブランドに即した写真を使う
競合他社との差別化にもなり、入社後のミスマッチを防ぎ、応募数の増加にもつながります。 - 4つの写真をバランスよく配置する
社員紹介、職場、日常業務、コンセプトの写真を組み合わせることで、多角的に企業の魅力を伝えられます。 - ターゲットに響くオリジナル写真を使う
フリー素材の多用を避け、求職者が「働く自分」をイメージできる等身大の写真を使いましょう。 - 事前のコンセプト策定
自社の強みをもとに、誰に何を伝えるかを明確にしておくことで、撮影の方向性を定められます。被写体となる社員の方にも事前に撮影の目的を伝えておきましょう。 - 環境整備を徹底する
スムーズに撮影できるよう、オフィスを整理整頓してから撮影当日を迎えましょう。周囲の業務の妨げにならないよう配慮することも大切です。
採用サイトの写真は、求職者との最初の接点となる非常に重要な要素です。
戦略的な写真選びと適切な準備をおこなうことで、求める優秀な人材との出会いを創出できます。
「自社の魅力をビジュアルでどう表現すればいいか分からない」とお悩みなら、まずはプロに相談してみてはいかがでしょうか。
当社では、単なる写真撮影にとどまらず、採用戦略にひもづいたビジュアルをご提案します。今回ご紹介したアングル調整や配置バランス、ヘアメイクといった繊細なクオリティ管理も、当社のディレクターが一貫して対応可能です。
求職者の心を動かす勝てる採用サイトを共に創り上げましょう。
ご担当者さまに負担がかからないプロの伴走!
ジーピーオンラインの採用サイト制作
採用ブランディングと採用マーケティングの視点から制作をおこなう、それがジーピーオンラインの採用サイト制作です。
コンテンツ企画や社員インタビューなどの取材、ライティング、撮影はもちろん、ブランドコンセプト策定やAIチャットボットの導入、SNS運用代行、映像制作など幅広く承ります。採用サイトの重要な要素となる写真は、撮影のディレクションをアートディレクターが担当することも可能です。
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WRITERささ ディレクター
2021年にジーピーオンライン中途入社。入社後、ディレクターとして進行・管理などを担当。現在は後輩ディレクターの育成にも力を注いでいます。
